2018年11月21日

<小中校エアコン>287億円 静岡県教委調査、公立8千室設置費

下記、4日の静岡新聞

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小中校エアコン287億円 静岡県教委調査、公立8千室設置費
11/4(日) 7:25配信 静岡新聞

 国が新設した、公立小中学校や特別支援学校へのエアコン設置に関する臨時特例交付金制度を活用するため、静岡県教委が県内市町や学校組合に必要額を調査したところ、総額が約287億円に上ったことが、3日までに分かった。国の助成が受けられれば、教室数が多い静岡市など一部を除き、9・1%(9月1日現在)にとどまる県内小中学校の普通教室のエアコン設置率は2019年夏、大幅に改善する見込みだ。

 県教委によると、国は今夏の猛暑を受け、学校の熱中症対策として補正予算案に822億円を盛り込んだ。35市町や学校組合に10月中旬に調査したところ、普通教室、特別教室合わせて約8千室、総額287億円の要求があった。普通教室の設置率100%の吉田や長泉町を除き、大半の市町などから要求が上がった。

 国の補助は事業費の3分の1で、1校あたり上限2億円。国は普通教室に優先的に設置する方針を示していることも考慮し、県教委は普通教室約7千室分、約48億円を予算要求する方針。予算案が開会中の国会で可決されれば、11月中に内示、12月半ばに交付決定される見込み。ただ、48億円満額の交付を受けられるかは国の配分次第で、現時点では分からないという。

 交付が受けられて工事も順調に進めば、各市町の小中学校で来夏からエアコンが使えることになる。静岡市は設置する教室数が多いため、3年かけて取り組む。浜松市は19年度末までに整備する方針。静岡市教委の担当者は「すべての学校で国の臨時特例交付金を受けた整備はできないが、計画的に設置を進める」と話した。



 ■現状はわずか9% 全国平均58%

 文部科学省が3日までに公表した公立小中学校のエアコン設置状況(9月1日現在)によると、県内では普通教室1万1041室のうち、設置済みは1009室にとどまる。設置率9・1%は全国平均の58・0%を大きく下回る。静岡より低いのは北海道や青森県など寒冷地ばかり。

 県教委は、学校の施設整備に関する予算を地震や津波対策に重点的に使ってきたことが一因と説明する。一方、学校現場には首長の意識の低さを指摘する声もある。

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清水町は、空調設備の整備方式については、町単独事業によるリース方式を主に考えているが、
国では今後の臨時国会において補正予算を予定しているとの情報もあり、
一部において国庫補助事業による直接工事方式の整備も検討している



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 13:49 │教育・学校

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