2018年04月04日

<クラフトビール>静岡県東部で活況 醸造家ら連携深める

下記、静岡新聞

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クラフトビール、静岡県東部で活況 醸造家ら連携深める
4/4(水) 8:22配信 静岡新聞

 沼津市に今春、新たなビール醸造所「柿田川ブリューイング」が誕生した。静岡県東部は12の小規模醸造所がひしめく全国有数のクラフトビール生産地。各醸造家は自店で他社のビールを紹介したり、定期的に情報交換会を開いたりと、地域の“ビール熱”を高めようと連携も強めている。

 「沼津クラフト」のブランド名で醸造を始めた柿田川ブリューイングの設立者、片岡哲也さん(33)。2016年まで8年間、ベアードブルーイング(伊豆市)に在籍した経験を持ち、「柿田川由来の水を使った、ホップとモルトのバランスの取れたビールを造りたい」と独立した。

 仲間3人と起業し、IPA(インディア・ペールエール)やラガーなど5種を造る。三島市内で直営パブを3月に開業させた。7日には工場内での販売も始める。

 沼津市内には17年4月、醸造所併設型パブ「リパブリュー」がオープン。店内で醸造した10種のほか、沼津クラフトの3種もメニューに加えた。伊豆の国市の「反射炉ビヤ」、ベアードブルーイングなど競合他社のビールも複数販売する。醸造責任者の畑翔麻さん(26)は「クラフトビールは地域特性や醸造家の個性が出やすい。愛好家を増やしビールで地域を盛り上げたい」と意気込む。

 県東部のビール醸造家らは16年2月から、クラフトビールの会と銘打った情報交換会を3~4カ月に1度のペースで開催する。沼津工業技術支援センターの職員も加わり、醸造技術や品質向上、需要拡大に向けた方策を練る。

 御殿場高原ビールなどを手掛ける時之栖(御殿場市)の門倉栄ビール事業部長は「醸造所が一堂に集まるビアフェスを開催したい」と話す。15年には伊豆の国市で県東部7銘柄を集めた実績がある。18年度は再現を目指して会員に働き掛ける。


 <メモ>クラフトビールは、小規模醸造所でつくるビールの総称。国税庁によると、ビールの製造免許場数(大手5社を含む)は2014年以降増加傾向で、16年度は265場。果汁などの副原料を使う発泡酒を主な製品にしている製造免許場数も10年度以降は右肩上がりで16年度は113場に達した。ビールと発泡酒の両方を持つ醸造所もあるため単純合算はできないが、国内には200~300カ所のクラフトビール醸造所があるとみられる。

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「柿田川ブリューイング」の片岡社長は、会社名が示す通り、
当初、清水町での開業を目指し、
町とも相談して進めていたが、
残念ながら町内に条件に合う物件がなく、
沼津市で設立されることになった。

清水町としては、
こうした清水町で起業したい事業所をもっとバックアップしていく体制が必要である。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 10:45 │地域振興柿田川

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