2015年08月03日

<児童虐待相談>最多2132件 10年前の4倍-14年度

下記、6月23日の静岡新聞

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児童虐待相談 最多2132件 10年前の4倍-14年度
2015/06/23 静岡新聞 朝刊

 県が22日公表した2014年度の県内の児童虐待相談件数は2132件(前年比407件増)で過去最多を更新した。うち心理的虐待が799件で、1996年度の統計開始以降初めて身体的虐待(645件)を上回った。
 全体件数は10年前に比べ約4倍に増えている。この間、幼い子供が死亡する事件などが全国で相次ぎ、虐待に対する社会的な関心が高まったことが要因の一つとみられる。
 被虐待児の年齢別状況では小学生が774人と最も多く、36・3%を占めた。ただ、3歳以上学齢前(508人)と3歳未満(472人)を合計すると46・0%と半数近くを占め、重篤な事態に発展しやすい低年齢児の対応は「妊婦へのケアなど一層の強化が必要」(県こども家庭課)。
 虐待者で最も多かったのは実母1340件(62・9%)、実父578件(27・1%)、実父以外の父109件(5・1%)。例年とほぼ同様の傾向だった。
 虐待種類別ではネグレクト(育児放置)も653件で身体的虐待を上回り、心理的虐待に次いで2番目に多かった。
 県こども家庭課は「7月から全国共通で3桁の電話相談窓口が開設される。不審な場合はいち早く通報を」と協力を呼び掛ける。
 7月1日から使える新しい相談窓口は、児童相談所全国共通ダイヤル<電189(いちはやく)>へ。

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清水町に寄せられた児童虐待相談件数は23件。
内訳は、身体的13、性的0、心理的1、ネグレクト9、

その他、虐待までには至らない育児相談なども含めると合計35件。

年齢構成は、
0~3歳未満 3
3~6歳未満 11
小学生 7
中学生 2

なお、上記の件数は、町福祉課で相談・対応しているケースで
直接、児童相談所に相談しているものはカウントされていない。

7月1日から3ケタの児童相談所全国共通ダイヤルとうのができた。
電話189(いちはやく)となっている。

虐待に限らず、出産や子育てに関する悩みなど相談できる。


下記は、その前の年の相談件数

清水町の平成25年度の児童虐待相談件数は、20件。
内訳は身体的14、性的1、心理的2、ネグレクト3

年齢構成は、
0~3歳未満 5
3~未就学児 8
小学生 7



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 12:21 │児童虐待

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