2015年06月24日

<印鑑証明>自治体の1割 性別欄なし 性同一性障害に配慮

下記、24日の静岡新聞

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自治体の1割 性別欄なし 性同一性障害に配慮-印鑑証明
2015/05/24 静岡新聞 朝刊

心と体の性が一致しない「性同一性障害」の当事者に配慮するなどの理由で、性別欄のない印鑑登録証明書を発行する市区町村が静岡など31都道府県の183自治体に上ることが23日、当事者団体が総務省に照会するなどした調査で分かった。
 市区町村は全国に約1740あり、1割強に当たる。団体は「理解が進んできたがまだ不十分。引き続き不要な性別欄の削除を求めていきたい」としている。
 調査したのは「日本性同一性障害と共に生きる人々の会」(東京)で、大半が2013年7月時点のデータ。
 都道府県別で最も多かったのは東京都の38自治体で、愛知の19、埼玉の18、北海道と長野の各15、神奈川の13などが続き、静岡は2。政令市は仙台、新潟、神戸、広島など12市。
 大阪府豊中市は今年2月、当事者の要望を受けて性別欄を削除。市民から批判や不便を訴える意見は出ていないという。
 総務省が市区町村向けに通知した事務処理要領では、印鑑登録証明書は氏名や住所などとともに「男女の別」が登録事項。
 同会は「男女の別」を削除し不記載とするよう要領の改定を要望しているが、総務省は「自治体の意見を聞いて取りまとめたもので、直ちにやめられない。各市区町村が運用の中で対応しており、それぞれの判断になる」としている。
 各種住民サービスの申請書や投票所の入場券などの性別欄を削除する自治体は増えており、厚生労働省は「精神障害者保健福祉手帳」の性別欄を削除した。

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清水町は、印鑑証明に性別欄がある。


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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 16:02 │住民生活

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