2009年02月20日
「清水幼稚園と中央保育所の整備に関する意見を伺う懇談会」結果
先週、「清水幼稚園と中央保育所の整備に関する意見を伺う懇談会」が終わる。
3回行われ、南小40人、清水中80人、西小50人ほど参加した。
自分は、清水中と西小に参加し、
どの会場にも議員が10人くらいは来ていた。
町長は、会の冒頭あいさつをし、
清水幼稚園と中央保育所の整備について唐突なアンケートや
両施設を統廃合して民間の認定こども園を設置するとした
これまでの経緯を深く反省をし、お詫びをする。
そしてこれまでの経緯が説明される。
○幼稚園では、定員割れを起こしている
（充足率が清水幼稚園で50％、北幼稚園で55％、
南幼稚園で60％、西幼稚園で77．7％平成20年5月1日現在）
○保育所では、待機児童が発生している
（保育所に入れない子が12月現在で52人）
○中央保育所（昭和47年）と清水幼稚園（昭和38年）は、
老朽化が進み耐震性が不足している
○中央保育所は借地期限が迫っている
（平成23年度末）
平成19年度の清水町行政改革推進委員会で中央保育所と
清水幼稚園を一つにした民営の「認定こども園」を設置する
ことについて、有効な手段であると答申がある。
その後、民営の認定こども園を推進していく旨を表明する。
民営化すると下記の点がメリットとして上げられる
○多様な保育サービスに柔軟な対応ができる
○私立保育園は、音楽の専門教育、英才教育、
人間教育など町立幼稚園にはない、
独自の教育理念を追求している。
○施設整備に要する経費では、町の負担が大きく軽減できる。
以上の経緯から中央保育所と清水幼稚園を廃止して
民営の認定こども園を設置することとした。
平成20年度に各保育所・幼稚園の保護者代表などで組織する
清水町認定こども園検討委員会を設置して、
懸案事項を具体的に検討している。
また、町内幼稚園及び保育所の保護者を対象とした保護者アンケートを実施し、
清水幼稚園及び保育所の保護者等への説明会を行った。
清水幼稚園と中央保育所の整備方法について
考えられる選択肢は以下の６つである。
○民営による認定こども園
○公営による認定こども園
○民営による清水幼稚園＋民営による中央保育所
○民営による清水幼稚園＋公営による中央保育所
○公営による清水幼稚園＋民営による中央保育所
○公営による清水幼稚園＋公営による中央保育所
保育所・幼稚園・認定こども園の制度比較は
【所管】
○認可保育所 厚生労働省
○幼稚園 文部科学省
○認定こども園 厚生労働省・文部科学省
【目的】
○認可保育所
日々の保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児または
幼児を保育すること。
○幼稚園
幼児を保育し、適正な環境を与えてその心身の発達を助長すること。
○認定こども園
幼稚園及び保育所等における小学校就学前の子どもに対する教育
及び保育並びに保護者に対する子育て支援の総合的な提供を推進すること。
機能・役割】
○認可保育所
保護者の就労等により保育に欠ける乳幼児を保育する児童福祉施設である。
○幼稚園
満３歳から小学校修学の始期に達するまでの幼児を対象に行う教育施設である。
○認定こども園
保護者の就労等の有無にかかわらず、就学前のすべての子どもの教育及び
保育を一体的に行う。
【一日の保育・教育時間】
○認可保育所
８時間を原則とし、保育所長が定める。（約300日）
○幼稚園
4時間を原則とし各園で定める。（39週以上195日）
○認定こども園
8時間を原則とし、認定こども園の長が定める。（約300日）
【長期休業日】
○認可保育所
なし
○幼稚園
夏休み、冬休み、春休み等ある。
○認定こども園
なし
【入所の選考】
○認可保育所
市町ごとに基準を条例で定めて、市町で選考する。
（清水町の場合、しいの木保育園も含む）
○幼稚園
公立は、市町ごとに基準を規則等で定めて、市町で選考する。
私立は、設置者が基準を定めて選考する。
○認定こども園
設置者が基準を定めて選考する。
（民間の場合、民間で決める）
【保育料等】
○保育所
市町ごとに定める保育料を納める。
（保育料は家庭の所得に応じて異なるが、公営、民営の別はない）
○幼稚園
設置者が定める保育料、入園料等を納める。
○認定こども園
設置者が定める保育料、入園料等を納める。
（民間の場合、民間で決める）
整備の方法別による長所・短所
１ 事業主体
（１）公営
＜１＞施設整備
○長所
町の考えを反映させた施設整備ができる。
○短所
民間事業者が施設整備する場合に比べて、町負担が大きい。
＜２＞運営
○長所
・安定した運営が期待できる。
・私立幼稚園に比べて、幼稚園保育料が安い。
・均等に教育の機会がを提供できる。
○短所
・新たな保育ニーズに迅速な対応がしにくい。
・民間事業者が運営する場合に比べて町負担が大きい。
（２）民営
＜１＞施設整備
○長所
町負担が大きく軽減できる。
○短所
清水幼稚園就園区域の児童が私立を敬遠して他の町立幼稚園に通園する場合、
通園距離が遠くなるため、児童及び保護者の負担が増える。
＜２＞運営
○長所
・新たな保育ニーズに取り組みやすい。
・独自性が出てくる。私立幼稚園の特色を打ち出した教育を提供することに
より、保護者の選択が広がる。
・人件費など維持費について、町負担が軽減できる。
・民営化により生じた財源を住民ニーズに対応した事業に充当することにより、
保育サービスの充実が図られる。
・公営との競争意識が働く。
○短所
・経営者が変わることにより、園児及び保護者が不安を感じる。
・公立幼稚園に比べて、幼稚園保育料が高い。
・経営が保障されていない。
２ 運営形態
（１）幼稚園単独整備
○長所
施設での教育と、家庭での子育てがバランス良く行える。
○短所
・勤務形態により、保育時間と合わないため、利用が困難になる。
・原則、3歳以上の児童でなければ入園できない。
（２）保育所単独整備
○長所
・保護者の就労等による長時間の保育が受けられる。
・０歳児から預けることができる。
・土曜日も保育があり、原則として夏休み等の長期の休みはない。
○短所
・入所条件が就労者等に限られる。
・入所条件から外れると退所しなければならず、
子どもの希望により継続できない。
（３）認定こども園
○長所
・保護者の就労の有無にかかわらず、同じ施設に子どもをあずけることができ、
児童の環境の変化をさけることができるとともに、保護者の負担も軽減できる。
・保育所でも学校教育法に基づく幼稚園と同等の教育を受けられる。
・幼稚園においては、子どもの集団が小規模化し、運営面から見ても効率的で
ない状況を解消できる。
・幼稚園園児の保護者は、民営の場合、保育時間が緩和されることにより、
就職及び就労がしやすくなる。
・保護者は、施設の選択肢が増える。
○短所
・保育所は、設置者が設定するため、民営の場合、町立保育所及び幼稚園の
保育料と格差が生じる可能性がある。
・入所決定は、設置者が行うため、民営の場合、町と同じ基準で選考しない
ことが考えられる。
・生活のリズムが幼稚園児童と保育所児童で異なるため、活動が制限される。
３ 建設場所の問題
（１）町東部地域に町立の幼稚園・保育所がなくなる可能性がある。
（２）中央保育所の児童は、仮に清水幼稚園の場所で建て替えを考えた場合、
場所が遠くなる。
（３）仮に清水幼稚園の場所で建て替える場合、１年間、仮園舎等での保育になる
可能性がある。
清水中学校と西小学校での懇談会の質疑応答のメモを掲載。
全部はメモし切れていないけど主なポイントは書けていると思う。
清水中学校で質問した方は、清水幼稚園区の町民がほとんどで、
西小でも半数以上が清水幼稚園区の町民の方だった。
○清水幼稚園を町施設として残してほしい。
園児90人は少ない数字ではなく、60人が妥当という研究もある。
○清水町には英才教育をする民間の園は必要か？
近隣にあるので必要ないのではないか。
○幼稚園は歩いて通える距離が重要。
○幼稚園が民間になると三島市等の事例を参考に考えると保育料が3倍になる。
○財政問題もあると思うが子どもは未来への投資である。
○清水幼稚園と中央保育所を両方建て替えるのが理想であるが、
できなければ少なくとも公設公営で一つの認定こども園にすべきである。
○清水幼稚園がなくなり、公立の幼稚園に通う場合、
久米田や戸田の子たちは、北幼稚園や南幼稚園に通うことになるが
歩いていける距離ではない。
○町立に満足している。私立がよければ私立へ行く。
○地元区長として存続を町長に要望した。
○自分の土地（町の土地）に自分の家（町の施設）を建てるべき。
Q 民間になった場合、町立に通っている人との格差を補助する考えは？
A 金額までは詰めていないが、そのことを考えるべきと認識している。
○民設民営になった場合のイメージが分からない。
Q 民間でやった場合のなり手があるのか？
A どういう条件なら手を挙げてくれるか調査している。
○24年開園を目指すと来年度は受け入れないのか？
9月には新年度募集をすることになる。
1学期の体験入学はどうするのか？
○幼稚園のバス通園は不思議である。3歳で英語などの教育には違和感がある。
○清水幼稚園の充足率が低いが、それは昔は柿田の子も通園していたが、
今は西幼稚園に通っているからである。
Q 22年度以降の園児は受け入れないのか？
A 11月12日に清水幼稚園で説明会をしているが、募集打ち切りの話はしていない。
A 保育料と通園距離の問題については何らかの支援を検討したい。
○町長は町民が主人公という選挙公約で当選したのでそれを守ってほしい。
○Q 清水幼稚園から民設民営の認定こども園になった場合、経営が成り立つのか？
A 女性の社会進出により保育所のニーズは高まる。
私立幼稚園は経営がますます難しくなる。
認定こども園は、時代の要請。
○Q 公設公営の両施設の建て替えはありえるのか？
A ニュートラルな状況であり、その余地はある。
○Q 認定こども園の場合、長期休業はどうなるか？
A 保育所と同じである。
○Q 障害児がいた場合は先生を多く配置しないとならないので
民間では経営が成り立たなくなる。
A 現在、しいの木保育園に通っている障害児には、
町の方で単独補助をしている。
そうした子たちがもし、私立で対応できなければ町立の施設で
フォローする。
○Q 戸田・畑中の子は、町立を選択した場合、どこの幼稚園に行けばいいのか？
A 南幼稚園へ通園になるが、何らかの交通支援を考える。
○Q 保育所は、保育士が足りないから待機児童が発生するのではないか？
A 保育士が集まらないのは、全国的な問題で
民間になったからといって解決できる問題ではないと認識している。
○Q 民営化で全国で15件の裁判が起きている。
A アレルギーの子どもたちへの配慮など子どもの引き継ぎをしっかりする。
○Q さらに懇談会を開いてほしい。
A 3回でも意は介している。
○Q 4つの幼稚園の中でどうして一番古い清水幼稚園が建て替えられていないのか？
A 北幼稚園は、国道1号をまたいで通園する園児の危険性を回避するため、
新規に西幼稚園が建設され、併せて北部へ移動して建設された。
南幼稚園は、児童数の増加により建て替えることになった。
○清水幼稚園区に素晴らしいこども園ができればと思う。
○Q 回覧板でこの懇談会を知ったが、保護者には通知していないのか？
A 全町民を対象としているので直接保護者には通知していない。
3回行われ、南小40人、清水中80人、西小50人ほど参加した。
自分は、清水中と西小に参加し、
どの会場にも議員が10人くらいは来ていた。
町長は、会の冒頭あいさつをし、
清水幼稚園と中央保育所の整備について唐突なアンケートや
両施設を統廃合して民間の認定こども園を設置するとした
これまでの経緯を深く反省をし、お詫びをする。
そしてこれまでの経緯が説明される。
○幼稚園では、定員割れを起こしている
（充足率が清水幼稚園で50％、北幼稚園で55％、
南幼稚園で60％、西幼稚園で77．7％平成20年5月1日現在）
○保育所では、待機児童が発生している
（保育所に入れない子が12月現在で52人）
○中央保育所（昭和47年）と清水幼稚園（昭和38年）は、
老朽化が進み耐震性が不足している
○中央保育所は借地期限が迫っている
（平成23年度末）
平成19年度の清水町行政改革推進委員会で中央保育所と
清水幼稚園を一つにした民営の「認定こども園」を設置する
ことについて、有効な手段であると答申がある。
その後、民営の認定こども園を推進していく旨を表明する。
民営化すると下記の点がメリットとして上げられる
○多様な保育サービスに柔軟な対応ができる
○私立保育園は、音楽の専門教育、英才教育、
人間教育など町立幼稚園にはない、
独自の教育理念を追求している。
○施設整備に要する経費では、町の負担が大きく軽減できる。
以上の経緯から中央保育所と清水幼稚園を廃止して
民営の認定こども園を設置することとした。
平成20年度に各保育所・幼稚園の保護者代表などで組織する
清水町認定こども園検討委員会を設置して、
懸案事項を具体的に検討している。
また、町内幼稚園及び保育所の保護者を対象とした保護者アンケートを実施し、
清水幼稚園及び保育所の保護者等への説明会を行った。
清水幼稚園と中央保育所の整備方法について
考えられる選択肢は以下の６つである。
○民営による認定こども園
○公営による認定こども園
○民営による清水幼稚園＋民営による中央保育所
○民営による清水幼稚園＋公営による中央保育所
○公営による清水幼稚園＋民営による中央保育所
○公営による清水幼稚園＋公営による中央保育所
保育所・幼稚園・認定こども園の制度比較は
【所管】
○認可保育所 厚生労働省
○幼稚園 文部科学省
○認定こども園 厚生労働省・文部科学省
【目的】
○認可保育所
日々の保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児または
幼児を保育すること。
○幼稚園
幼児を保育し、適正な環境を与えてその心身の発達を助長すること。
○認定こども園
幼稚園及び保育所等における小学校就学前の子どもに対する教育
及び保育並びに保護者に対する子育て支援の総合的な提供を推進すること。
機能・役割】
○認可保育所
保護者の就労等により保育に欠ける乳幼児を保育する児童福祉施設である。
○幼稚園
満３歳から小学校修学の始期に達するまでの幼児を対象に行う教育施設である。
○認定こども園
保護者の就労等の有無にかかわらず、就学前のすべての子どもの教育及び
保育を一体的に行う。
【一日の保育・教育時間】
○認可保育所
８時間を原則とし、保育所長が定める。（約300日）
○幼稚園
4時間を原則とし各園で定める。（39週以上195日）
○認定こども園
8時間を原則とし、認定こども園の長が定める。（約300日）
【長期休業日】
○認可保育所
なし
○幼稚園
夏休み、冬休み、春休み等ある。
○認定こども園
なし
【入所の選考】
○認可保育所
市町ごとに基準を条例で定めて、市町で選考する。
（清水町の場合、しいの木保育園も含む）
○幼稚園
公立は、市町ごとに基準を規則等で定めて、市町で選考する。
私立は、設置者が基準を定めて選考する。
○認定こども園
設置者が基準を定めて選考する。
（民間の場合、民間で決める）
【保育料等】
○保育所
市町ごとに定める保育料を納める。
（保育料は家庭の所得に応じて異なるが、公営、民営の別はない）
○幼稚園
設置者が定める保育料、入園料等を納める。
○認定こども園
設置者が定める保育料、入園料等を納める。
（民間の場合、民間で決める）
整備の方法別による長所・短所
１ 事業主体
（１）公営
＜１＞施設整備
○長所
町の考えを反映させた施設整備ができる。
○短所
民間事業者が施設整備する場合に比べて、町負担が大きい。
＜２＞運営
○長所
・安定した運営が期待できる。
・私立幼稚園に比べて、幼稚園保育料が安い。
・均等に教育の機会がを提供できる。
○短所
・新たな保育ニーズに迅速な対応がしにくい。
・民間事業者が運営する場合に比べて町負担が大きい。
（２）民営
＜１＞施設整備
○長所
町負担が大きく軽減できる。
○短所
清水幼稚園就園区域の児童が私立を敬遠して他の町立幼稚園に通園する場合、
通園距離が遠くなるため、児童及び保護者の負担が増える。
＜２＞運営
○長所
・新たな保育ニーズに取り組みやすい。
・独自性が出てくる。私立幼稚園の特色を打ち出した教育を提供することに
より、保護者の選択が広がる。
・人件費など維持費について、町負担が軽減できる。
・民営化により生じた財源を住民ニーズに対応した事業に充当することにより、
保育サービスの充実が図られる。
・公営との競争意識が働く。
○短所
・経営者が変わることにより、園児及び保護者が不安を感じる。
・公立幼稚園に比べて、幼稚園保育料が高い。
・経営が保障されていない。
２ 運営形態
（１）幼稚園単独整備
○長所
施設での教育と、家庭での子育てがバランス良く行える。
○短所
・勤務形態により、保育時間と合わないため、利用が困難になる。
・原則、3歳以上の児童でなければ入園できない。
（２）保育所単独整備
○長所
・保護者の就労等による長時間の保育が受けられる。
・０歳児から預けることができる。
・土曜日も保育があり、原則として夏休み等の長期の休みはない。
○短所
・入所条件が就労者等に限られる。
・入所条件から外れると退所しなければならず、
子どもの希望により継続できない。
（３）認定こども園
○長所
・保護者の就労の有無にかかわらず、同じ施設に子どもをあずけることができ、
児童の環境の変化をさけることができるとともに、保護者の負担も軽減できる。
・保育所でも学校教育法に基づく幼稚園と同等の教育を受けられる。
・幼稚園においては、子どもの集団が小規模化し、運営面から見ても効率的で
ない状況を解消できる。
・幼稚園園児の保護者は、民営の場合、保育時間が緩和されることにより、
就職及び就労がしやすくなる。
・保護者は、施設の選択肢が増える。
○短所
・保育所は、設置者が設定するため、民営の場合、町立保育所及び幼稚園の
保育料と格差が生じる可能性がある。
・入所決定は、設置者が行うため、民営の場合、町と同じ基準で選考しない
ことが考えられる。
・生活のリズムが幼稚園児童と保育所児童で異なるため、活動が制限される。
３ 建設場所の問題
（１）町東部地域に町立の幼稚園・保育所がなくなる可能性がある。
（２）中央保育所の児童は、仮に清水幼稚園の場所で建て替えを考えた場合、
場所が遠くなる。
（３）仮に清水幼稚園の場所で建て替える場合、１年間、仮園舎等での保育になる
可能性がある。
清水中学校と西小学校での懇談会の質疑応答のメモを掲載。
全部はメモし切れていないけど主なポイントは書けていると思う。
清水中学校で質問した方は、清水幼稚園区の町民がほとんどで、
西小でも半数以上が清水幼稚園区の町民の方だった。
○清水幼稚園を町施設として残してほしい。
園児90人は少ない数字ではなく、60人が妥当という研究もある。
○清水町には英才教育をする民間の園は必要か？
近隣にあるので必要ないのではないか。
○幼稚園は歩いて通える距離が重要。
○幼稚園が民間になると三島市等の事例を参考に考えると保育料が3倍になる。
○財政問題もあると思うが子どもは未来への投資である。
○清水幼稚園と中央保育所を両方建て替えるのが理想であるが、
できなければ少なくとも公設公営で一つの認定こども園にすべきである。
○清水幼稚園がなくなり、公立の幼稚園に通う場合、
久米田や戸田の子たちは、北幼稚園や南幼稚園に通うことになるが
歩いていける距離ではない。
○町立に満足している。私立がよければ私立へ行く。
○地元区長として存続を町長に要望した。
○自分の土地（町の土地）に自分の家（町の施設）を建てるべき。
Q 民間になった場合、町立に通っている人との格差を補助する考えは？
A 金額までは詰めていないが、そのことを考えるべきと認識している。
○民設民営になった場合のイメージが分からない。
Q 民間でやった場合のなり手があるのか？
A どういう条件なら手を挙げてくれるか調査している。
○24年開園を目指すと来年度は受け入れないのか？
9月には新年度募集をすることになる。
1学期の体験入学はどうするのか？
○幼稚園のバス通園は不思議である。3歳で英語などの教育には違和感がある。
○清水幼稚園の充足率が低いが、それは昔は柿田の子も通園していたが、
今は西幼稚園に通っているからである。
Q 22年度以降の園児は受け入れないのか？
A 11月12日に清水幼稚園で説明会をしているが、募集打ち切りの話はしていない。
A 保育料と通園距離の問題については何らかの支援を検討したい。
○町長は町民が主人公という選挙公約で当選したのでそれを守ってほしい。
○Q 清水幼稚園から民設民営の認定こども園になった場合、経営が成り立つのか？
A 女性の社会進出により保育所のニーズは高まる。
私立幼稚園は経営がますます難しくなる。
認定こども園は、時代の要請。
○Q 公設公営の両施設の建て替えはありえるのか？
A ニュートラルな状況であり、その余地はある。
○Q 認定こども園の場合、長期休業はどうなるか？
A 保育所と同じである。
○Q 障害児がいた場合は先生を多く配置しないとならないので
民間では経営が成り立たなくなる。
A 現在、しいの木保育園に通っている障害児には、
町の方で単独補助をしている。
そうした子たちがもし、私立で対応できなければ町立の施設で
フォローする。
○Q 戸田・畑中の子は、町立を選択した場合、どこの幼稚園に行けばいいのか？
A 南幼稚園へ通園になるが、何らかの交通支援を考える。
○Q 保育所は、保育士が足りないから待機児童が発生するのではないか？
A 保育士が集まらないのは、全国的な問題で
民間になったからといって解決できる問題ではないと認識している。
○Q 民営化で全国で15件の裁判が起きている。
A アレルギーの子どもたちへの配慮など子どもの引き継ぎをしっかりする。
○Q さらに懇談会を開いてほしい。
A 3回でも意は介している。
○Q 4つの幼稚園の中でどうして一番古い清水幼稚園が建て替えられていないのか？
A 北幼稚園は、国道1号をまたいで通園する園児の危険性を回避するため、
新規に西幼稚園が建設され、併せて北部へ移動して建設された。
南幼稚園は、児童数の増加により建て替えることになった。
○清水幼稚園区に素晴らしいこども園ができればと思う。
○Q 回覧板でこの懇談会を知ったが、保護者には通知していないのか？
A 全町民を対象としているので直接保護者には通知していない。
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 19:06
│子育て
