2014年12月26日

<ラスパイレス指数>清水町は県下で2番目に低い

下記、23日の静岡新聞

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14年 地方公務員給与水準 3年ぶり国を下回る
2014/12/23 静岡新聞 朝刊

 総務省は22日、2014年4月1日時点の地方公務員給与の調査結果を発表した。国家公務員を100として給与水準を示すラスパイレス指数は98・9で、3年ぶりに国の水準を下回った。=関連記事27面へ
 ただ12、13年が高かったのは、東日本大震災の復興費用を捻出するため国の給与を特例で平均7・8%減額したのに対し、地方の減額は自治体数も期間も限定的だったため。減額がなかった場合は両年とも国が上回っており、総務省は「地方の給与は抑制気味になっている」と分析している。
 全1789自治体で指数が100以上なのは、298団体で17%。都道府県では47%、政令指定都市では80%となっており、都道府県や人口の多い市で水準が高い傾向となった。
 都道府県の最高は愛知の102・9。最低は鳥取の91・8。政令指定都市では、最高が川崎の104・0、最低は大阪の91・5だった。政令市を除く市区町村では兵庫県芦屋市の105・8が最高で、大分県姫島村が74・9で最も低かった。
 指数の比較に用いる一般行政職の月給(諸手当を除く)は、国家公務員が33万5千円(平均年齢43・5歳)で、地方公務員が32万6969円(同42・8歳)だった。
 在職期間が長い場合などに実際の役職より上の役職の給与を払う仕組みを続けているのは、北海道室蘭市や神奈川県鎌倉市など51自治体で前年より18の減。持ち家に対する住居手当があるのは、名古屋市など357自治体で97減った。いずれも総務省が不適切として改善を求めている。
(共同)

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本県102・7 全国2位-地方公務員の給与水準指数
2014/12/23 静岡新聞 朝刊

総務省が22日公表した地方公務員給与実態調査結果によると、国家公務員給料を100として地方の給料水準を示すラスパイレス指数(2014年4月1日時点)は、静岡県が102・7で、全国の都道府県で愛知県に次いで2番目に高かった。全国1位は13年までの5年連続でストップした。=関連記事3面へ
 県人事課は「ラスパイレス指数は基本給による比較。基本給に地域手当など諸手当を加えた平均給与月額は全国20位で、全国的にも高い水準ではない」と説明している。
 政令指定都市を除く県内市町のラスパイレス指数の平均は99・6で前年同期比7・8ポイント減。東日本大震災に伴う国家公務員の給与減額支給措置が13年度で終了したことを受け、低下した。県内では熱海市が102・4で最も高く、政令指定都市と中核市を除く全国市区町村で22位だった。
 全国20政令指定都市のうち、静岡市は102・9で4位、浜松市は97・9で18位となっている。
 【図表】県と県内市町のラスパイレス指数

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清水町のラスパイレス指数は、93.6で河津町92.9に次いで県下35市町で2番目に低い。

近隣を見ると
○沼津市 102.0
○三島市 101.8
○裾野市 100.0
○御殿場市 102.3
○伊豆の国市 97.3
○伊豆市 96.5
○長泉町 98.0
○小山町 101.0
○函南町 96.8

地域手当は、沼津市、小山町、長泉町と同じ6%、三島市は4%。

地域手当は、いい方だと思うが、
それにしても県下で2番目に低いのは、人口や財政力、地域的にもバランスが悪い。

清水町の職員の給与が清水町より小規模クラスの自治体より低いでは、
職員の士気にかかわるし、
新採職員を募集するにも影響しかねない。

有能な学生を集めるには、
県の平均レベルくらいの給与水準は維持すべきだ。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 15:03 │総務

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