2013年11月06日
<DeNA>ハマの星たち・地元選手手記…石川雄洋選手
下記、5日の毎日新聞
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<DeNA>ハマの星たち・地元選手手記…石川雄洋選手
毎日新聞 11月5日(火)19時56分配信
◇来季のテーマは盗塁増やすこと
日本シリーズは楽天が制しました。今年のポストシーズンは楽天の藤田一也さんや巨人の村田修一さんらベイスターズで一緒にプレーした選手も多く活躍していたので、特に注目して見ていました。
でも、やはり複雑ですね。自分たちがあの場所に立っていたかったという思いが強くなり、なかなか穏やかな気持ちでは観戦できません。「日本中の関心が集まるプレッシャーのかかる試合でも、自分は平常心でいつも通りのプレーができるだろうか?」。そんなことを考えながら見ていました。
「プレッシャーのかかる場面でも、当たり前のことを当たり前にプレーする」。今年ほど、その重要性を痛感したシーズンはありませんでした。
今年は5年続いた最下位を脱出し、シーズン終盤までクライマックスシリーズ(CS)進出を争いました。「あと何勝すれば3位に追いつく」「ここで敗れるとCS進出が厳しくなる」。当然、プレッシャーのかかる場面が増えますが、そこで平常心を保って、相手を冷静に観察し、試合の流れを読んでチームの勝利に貢献するプレーを選択する。そうした当たり前のプレーをどんな場面でも実行できる力と経験の不足を実感しました。
打てないとか、守備で打球に届かないとか、そうした技術的なミスは、ある程度は仕方がないと思うんです。でも、頭の中のミス、つまり状況判断のミスは絶対にやってはいけない。そうでないと上では勝てない。セ・リーグを制した巨人との対戦では、その差を強く感じました。
チームみんなが悔しい思いをし、「来季こそCS進出」との思いを強くしています。今年できた貴重な経験を必ず来季につなげたいと思います。
今月5日からは秋季キャンプが始まり、現在は奄美大島に来ています。試合が続くシーズン中には、なかなか徹底的に追い込むということはできませんが、秋のキャンプではそれができます。鍛え直すという気持ちでハードな練習に取り組もうと思っています。
来季に向けて個人的な大きなテーマは盗塁を増やすことです。2010年に36個の盗塁をしてから、年々減少してしまい今年はたった五つしかできませんでした。1番を任されていて、今年は約180回も塁に出たのに盗塁はたった5。本当に悔しいし、恥ずかしい数字です。
もちろんベンチからのサインが出ないと盗塁も狙えませんが、「石川なら大丈夫」と信用があれば、もっと盗塁のサインも増えるはず。もう一度、足腰から鍛え直し、スタートや走り方の練習に取り組みたいと思います。
いしかわ・たけひろ 1986年生まれ。静岡県出身。背番号7。内野手。身長183センチ、体重78キロ。右投げ左打ち。横浜高校時代は甲子園に2回出場し、2年生だった03年春は準優勝、04年夏は8強。同学年に涌井秀章投手(西武)がいた。04年ドラフト6巡目で指名され入団。今季は119試合に出場して、打率2割7分5厘、安打126、本塁打5、打点41。27歳。
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今シーズンは、打率成績でリーグ13位。
好不調の波があって119試合に出場し、
2軍にいた時期もあった。
来シーズンは、キャプテンとしてケガもなく年間通して
フル出場、そして盗塁王を目指してもらいたいな。
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<DeNA>ハマの星たち・地元選手手記…石川雄洋選手
毎日新聞 11月5日(火)19時56分配信
◇来季のテーマは盗塁増やすこと
日本シリーズは楽天が制しました。今年のポストシーズンは楽天の藤田一也さんや巨人の村田修一さんらベイスターズで一緒にプレーした選手も多く活躍していたので、特に注目して見ていました。
でも、やはり複雑ですね。自分たちがあの場所に立っていたかったという思いが強くなり、なかなか穏やかな気持ちでは観戦できません。「日本中の関心が集まるプレッシャーのかかる試合でも、自分は平常心でいつも通りのプレーができるだろうか?」。そんなことを考えながら見ていました。
「プレッシャーのかかる場面でも、当たり前のことを当たり前にプレーする」。今年ほど、その重要性を痛感したシーズンはありませんでした。
今年は5年続いた最下位を脱出し、シーズン終盤までクライマックスシリーズ(CS)進出を争いました。「あと何勝すれば3位に追いつく」「ここで敗れるとCS進出が厳しくなる」。当然、プレッシャーのかかる場面が増えますが、そこで平常心を保って、相手を冷静に観察し、試合の流れを読んでチームの勝利に貢献するプレーを選択する。そうした当たり前のプレーをどんな場面でも実行できる力と経験の不足を実感しました。
打てないとか、守備で打球に届かないとか、そうした技術的なミスは、ある程度は仕方がないと思うんです。でも、頭の中のミス、つまり状況判断のミスは絶対にやってはいけない。そうでないと上では勝てない。セ・リーグを制した巨人との対戦では、その差を強く感じました。
チームみんなが悔しい思いをし、「来季こそCS進出」との思いを強くしています。今年できた貴重な経験を必ず来季につなげたいと思います。
今月5日からは秋季キャンプが始まり、現在は奄美大島に来ています。試合が続くシーズン中には、なかなか徹底的に追い込むということはできませんが、秋のキャンプではそれができます。鍛え直すという気持ちでハードな練習に取り組もうと思っています。
来季に向けて個人的な大きなテーマは盗塁を増やすことです。2010年に36個の盗塁をしてから、年々減少してしまい今年はたった五つしかできませんでした。1番を任されていて、今年は約180回も塁に出たのに盗塁はたった5。本当に悔しいし、恥ずかしい数字です。
もちろんベンチからのサインが出ないと盗塁も狙えませんが、「石川なら大丈夫」と信用があれば、もっと盗塁のサインも増えるはず。もう一度、足腰から鍛え直し、スタートや走り方の練習に取り組みたいと思います。
いしかわ・たけひろ 1986年生まれ。静岡県出身。背番号7。内野手。身長183センチ、体重78キロ。右投げ左打ち。横浜高校時代は甲子園に2回出場し、2年生だった03年春は準優勝、04年夏は8強。同学年に涌井秀章投手(西武)がいた。04年ドラフト6巡目で指名され入団。今季は119試合に出場して、打率2割7分5厘、安打126、本塁打5、打点41。27歳。
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今シーズンは、打率成績でリーグ13位。
好不調の波があって119試合に出場し、
2軍にいた時期もあった。
来シーズンは、キャプテンとしてケガもなく年間通して
フル出場、そして盗塁王を目指してもらいたいな。
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 13:41
│町出身著名人