2013年02月18日

<地方公務員給与>国並みに削減を 総務省が要請

下記、2月8日と9日、14日の静岡新聞

************************

自治体87%国より高給 本年度、9年ぶり逆転
2013.02.08 朝刊 

 2012年度の地方公務員の給与水準は、全都道府県と市区町村の87・5%に当たる1566自治体で国家公務員より高くなっていることが7日、総務省の調査で分かった。東日本大震災の復興財源として、国が平均7・8%を特例減額していることが要因。全自治体平均の給与水準は国より7・0%高く、9年ぶりに地方が国を逆転した。

 新藤義孝総務相が8日公表する。政府は7月から国家公務員並みに引き下げるよう地方側に要請しており、自治体に配る地方交付税を減らして財政的な圧力をかける方針。今後は各自治体の対応が焦点となる。

 総務省は、12年4月1日時点で国を100とした場合の各自治体の給与水準を示すラスパイレス指数を計算。平均は前年から8・1ポイント上昇し、107・0となった。

 都道府県別で最高が静岡の111・7で、最低は岡山の100・2。政令指定都市は名古屋の112・5が最高で、最低は大阪の103・8だった。静岡は111・3で5位、浜松は105・8で19位。政令市を除く市区町村は、千葉県君津市と兵庫県芦屋
市がともに113・7と最高。

*********************

本県、4年連続全国最高 全市町「100」超-地方公務員の給与水準指数
2013.02.09 朝刊 

 総務省が8日に公表した2012年地方公務員給与実態調査結果によると、国家公務員給与を100とした場合の地方の給与水準を示すラスパイレス指数(12年4月1日現在)は、県と県内全市町が100を超えた。

 静岡県は8・3ポイント上昇し111・7となり、4年連続で全都道府県中トップ。指数の上昇は国家公務員が平均7・8%の給与引き下げを実施したことが影響した。県人事課によると、国の給与引き下げ分を除くと静岡県は前年より0・2ポイント減の103・2となる。

 本県は基本給の割合が9割で、国の8割に比べて高いため、基本給が基準の指数が高くなる傾向がある。地域手当などを含め、毎月決まって支給される平均給与月額で比較すると、本県は38万292円(前年比2222円減)で全国12番目。

 県は政令市を除く県内市町のラスパイレス指数を発表した。平均は107・4(同8・1ポイント増)で、全市町が前年を上回った。

 最も高いのは静岡市の111・3で、御殿場市が111・1と続く。指数が最も低かったのは河津町の100・1だった。国は地方に7月から国並みの給与引き下げを要請しているが、川勝平太知事は慎重な姿勢を示している。

********************

地方公務員給与、国並みに削減を 総務省が要請
2013.02.14 静岡新聞 朝刊 

 総務省は13日、都道府県と政令指定市の人事課職員らを集めた全国会議を開き、地方公務員の給与を国家公務員並みに引き下げるようあらためて要請した。

 国は平均7・8%削減しており、地方も遅くとも7月から引き下げるよう条例改正を求めた。また期末・勤勉手当(ボーナス)は9・77%減、管理職手当は一律10%減とする目安を示した。

 出席した自治体職員からは「給与削減しなかった場合、不利益があるのか」「独自に給与カットをしているが、さらに必要か」といった懸念の声が相次いだ。

 総務省担当者は、全自治体の条例改正の進行状況、給与水準を引き下げているか否かを調査し、公表する方針も伝えた。市町村には都道府県が説明する。

************************

清水町のラスパイレス指数は、103.6

担当課に確認したころ、
今のところ3月議会での改正の予定はないという。


タグ :清水町

同じカテゴリー(総務)の記事画像
役場庁舎に銀行ATM
同じカテゴリー(総務)の記事
 <公用車カーナビ>NHK受信契約漏れ 静岡県内市町で相次ぎ発覚 「個別に必要との認識不足」 (2025-05-03 11:03)
 <お知らせ>職員採用情報について (2025-05-01 15:58)
 沼津市が選択的週休3日制導入 25年度、静岡県内自治体で初 働き方改革で人材確保 (2025-04-26 15:50)
 <お知らせ>令和7年度インターンシップの募集について (2025-04-22 20:01)
 特別職の報酬引き上げ (2025-03-24 17:17)
 令和7年度清水町職員人事異動(4月1日付) (2025-03-12 17:42)

Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 16:45 │総務

削除
<地方公務員給与>国並みに削減を 総務省が要請