2011年07月04日

<児童虐待>相談 最多1383件 2010年度

下記、6月22日の読売新聞

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児童虐待相談 最多1383件 昨年度
(2011年6月22日 読売新聞)

 県は21日、県内7か所の児童相談所で2010年度に受け付けた児童虐待の相談件数が、前年度より276件多い1383件で、集計を始めた1990年度以降、最多だったと発表した。県こども家庭課は「虐待への関心が高まって認知件数が多くなったと同時に、地域社会の(結びつきの)希薄化などで発生件数自体も増加しているのではないか」とみている。

 相談内容は、殴る・けるなどの「身体的虐待」が最も多い471件(34・1%)で、育児を放棄する「ネグレクト」の440件(31・8%)、暴言などで相手を傷つける「心理的虐待」の430件(31・1%)などが続く。「性的虐待」も42件(3・0%)あった。特に、「心理的虐待」は前年度比で198件(85・3%)増加。同課は「子どもの前での配偶者間の暴力(DV)も心理的虐待と認識するようになり、通報も増えた」としている。

 虐待者は、実母が最多の869件(62・8%)で、実父が325件(23・4%)、実父以外の父が85件(6・1%)。一方、虐待している実母が自分の行為に悩んで、通報するケースが増加しているという。

 同課は「重大な虐待事件を防止するため、疑わしきはお知らせいただきたい」と呼びかけている。

 また、函南町で10年5月、実母から虐待を受けた子どもが死亡した事件について、同課は「転居などで市町が事態の難しさを把握しきれなかった。児童相談所がもっと早くかかわっていれば防げたかもしれない」としている。

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清水町の相談件数は、
平成22年度 相談42件(身体23 性的1 心理的3 ネグレクト15)
 発達障害で気にかけているのが別に19件

ちなみに21年度 相談38件(身体19 性的0 心理的6 ネグレクト13)



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 17:54 │児童虐待

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