2010年12月26日
<高齢者虐待>昨年度1割増 目立つ「息子が母を」
下記、先月の時事通信と読売新聞
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高齢者虐待、1万5700件=09年度、32人が死亡―厚労省調査
時事通信 11月22日(月)16時38分配信
2009年度に65歳以上の高齢者が家族、親族や介護施設職員から虐待を受けたケースは、前年度から4.9%(732件)増加して1万5691件に上ったことが22日、厚生労働省の調査で分かった。調査開始以来、3年連続の増加。7割近くが要介護認定を受けており、死亡に至ったのは同8人増の32人だった。
調査は、高齢者虐待防止法(06年4月施行)に基づき、都道府県と市町村が把握した虐待件数を集計した。
このうち家族、親族による虐待は4.9%(726件)増の1万5615件。被害者のうち77.3%が女性で、年代別では80代(42.2%)が最も多かった。加害者と同居しているケースは86.4%。加害者の被害者との間柄では、息子が最多で41.0%。以下、夫17.7%、娘15.2%の順。死亡者の内訳は、殺人17人、介護放棄(ネグレクト)による致死6人など。
一方、介護施設職員による虐待事例は8.6%(6件)増の76件だった。市町村などへの相談・通報件数は計2万3812件。
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昨年度1割増 目立つ「息子が母を」
(2010年11月23日 読売新聞)
県内で2009年度に確認された高齢者への虐待は626件で、前年度より約1割増え、調査を始めた06年度以降で最多となったことが県のまとめでわかった。虐待した者としては息子が45・2%、虐待された者としては女性が74・5%をそれぞれ占め、母親が息子から虐待を受けている家庭が少なくない実態が明らかになった。
県長寿政策局によると、確認された626件の87・5%で、虐待者と被虐待者が同居していた。世帯構成別では、虐待者が未婚の子と同じ世帯に住んでいたケースが42・3%を占め、単身は7・7%だった。虐待者の続柄別では息子が45・2%、娘が14・6%、夫が14・0%だった。
虐待者と被虐待者を分離させたケースは全体の約3割にあたる201件で、うち86件で契約により介護保険サービスを利用する措置が取られた。分離しなかったケースでは、「養護者に対する助言・指導」が43・5%、「見守りのみ」が35・7%。養介護施設従事者による虐待はなかった。
虐待の種別(複数回答可)では、物理的な暴力を振るう身体的虐待が382件(61・0%)と半数以上を占め、暴言などを浴びせる心理的虐待が222件(35・5%)、介護等放棄が198件(31・6%)、年金や財産を奪う経済的虐待が151件(24・1%)と続いた。
市町への相談・通報件数は768件で、前年度より118件減った。相談・通報者は介護支援専門員等が最も多く296件で、家族・親族の97件、民生委員の90件が続いた。同局の宮城島好史局長は「数字は氷山の一角。静岡は申し出が多いため、他県より多く出た。行政としては適切なサービスを受けてもらうよう努力したい」としている。
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清水町の平成21年度の高齢者虐待相談・通常受理件数は、6件。
内訳は、(重複含む)
○身体的虐待 5
○介護・世話の放棄・放任 1
○心理的虐待 2
○性的虐待 0
○経済的虐待 1
となっており、いずれも深刻なものではない。
どのケースにおいても、
介護サービスを受けることで
介護者の負担が軽くなり、
虐待がなくなってきている。
なお、平成20年度も6件。
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高齢者虐待、1万5700件=09年度、32人が死亡―厚労省調査
時事通信 11月22日(月)16時38分配信
2009年度に65歳以上の高齢者が家族、親族や介護施設職員から虐待を受けたケースは、前年度から4.9%(732件)増加して1万5691件に上ったことが22日、厚生労働省の調査で分かった。調査開始以来、3年連続の増加。7割近くが要介護認定を受けており、死亡に至ったのは同8人増の32人だった。
調査は、高齢者虐待防止法(06年4月施行)に基づき、都道府県と市町村が把握した虐待件数を集計した。
このうち家族、親族による虐待は4.9%(726件)増の1万5615件。被害者のうち77.3%が女性で、年代別では80代(42.2%)が最も多かった。加害者と同居しているケースは86.4%。加害者の被害者との間柄では、息子が最多で41.0%。以下、夫17.7%、娘15.2%の順。死亡者の内訳は、殺人17人、介護放棄(ネグレクト)による致死6人など。
一方、介護施設職員による虐待事例は8.6%(6件)増の76件だった。市町村などへの相談・通報件数は計2万3812件。
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昨年度1割増 目立つ「息子が母を」
(2010年11月23日 読売新聞)
県内で2009年度に確認された高齢者への虐待は626件で、前年度より約1割増え、調査を始めた06年度以降で最多となったことが県のまとめでわかった。虐待した者としては息子が45・2%、虐待された者としては女性が74・5%をそれぞれ占め、母親が息子から虐待を受けている家庭が少なくない実態が明らかになった。
県長寿政策局によると、確認された626件の87・5%で、虐待者と被虐待者が同居していた。世帯構成別では、虐待者が未婚の子と同じ世帯に住んでいたケースが42・3%を占め、単身は7・7%だった。虐待者の続柄別では息子が45・2%、娘が14・6%、夫が14・0%だった。
虐待者と被虐待者を分離させたケースは全体の約3割にあたる201件で、うち86件で契約により介護保険サービスを利用する措置が取られた。分離しなかったケースでは、「養護者に対する助言・指導」が43・5%、「見守りのみ」が35・7%。養介護施設従事者による虐待はなかった。
虐待の種別(複数回答可)では、物理的な暴力を振るう身体的虐待が382件(61・0%)と半数以上を占め、暴言などを浴びせる心理的虐待が222件(35・5%)、介護等放棄が198件(31・6%)、年金や財産を奪う経済的虐待が151件(24・1%)と続いた。
市町への相談・通報件数は768件で、前年度より118件減った。相談・通報者は介護支援専門員等が最も多く296件で、家族・親族の97件、民生委員の90件が続いた。同局の宮城島好史局長は「数字は氷山の一角。静岡は申し出が多いため、他県より多く出た。行政としては適切なサービスを受けてもらうよう努力したい」としている。
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清水町の平成21年度の高齢者虐待相談・通常受理件数は、6件。
内訳は、(重複含む)
○身体的虐待 5
○介護・世話の放棄・放任 1
○心理的虐待 2
○性的虐待 0
○経済的虐待 1
となっており、いずれも深刻なものではない。
どのケースにおいても、
介護サービスを受けることで
介護者の負担が軽くなり、
虐待がなくなってきている。
なお、平成20年度も6件。
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 16:27
│介護