2010年09月14日

<小山町>ボランティア復旧の道開く

下記、朝日新聞

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小山町 ボランティア復旧の道開く
2010年09月14日 朝日新聞

 台風9号で140戸以上が壊れたり、浸水したりした小山町。「一日も早く元の暮らしを取り戻して欲しい」と、週末を中心に全国から800人以上のボランティアが集まり、復旧作業に力を貸した。泥まみれだった街は少しずつ片づき始め、町民の表情にも明るさが戻りつつある。(長谷川潤)

 「本当にありがとう。感謝します」。庭で家財道具をふいていた町民が、スコップを手に通りかかった30~60代の男女3人に頭を下げた。胸につけた白いテープの名札が、災害ボランティアの印だ。

 川からあふれた水は家の中を泥まみれにした。川沿いのあちこちの家で、床板やサッシを水洗いしたり、家財道具を天日干ししたりしている。

 被災翌日の9日、町がボランティアセンターを立ち上げると、週末の2日間でのべ837人が集まった。青森県や京都府から駆けつけた人もいた。泥かきや家具搬出といった力仕事から熱中症予防の飲料水配布まで、それぞれできることに力を貸した。

 休み明けの13日、多くのボランティアが仕事や学校に戻ったが、15人が家屋の掃除などを手伝っていた。掛川市の大工渥美昭治さん(67)は、12日夜に地元に戻り、再び車で駆けつけた。「困った時はお互い様。できる限りのことをしてあげたい」

 名古屋市中区のカメラマン山口徳明さん(35)は、東京からの仕事帰りにバイクで通りかかり、そのまま手伝いに加わった。「一日も早くみなさんが元の生活を送れるよう、そう願うだけです」

 自宅が床上2メートルまで水につかった長田和生さん(61)は、30人近い人々の力を借りた。家の取り壊しが決まり、途方に暮れる中、黙って力を貸してくれた見ず知らずの人たちに励まされた。「いつかどこかで困った人が出たら、今度は私が手を貸したい」

 ボランティアセンターは、引き続き手を貸してくれる人を募集している。事前にセンター(0550・76・9906)に連絡をもらえると、調整がスムーズになるという。

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 県ボランティア協会は13日、災害ボランティアの活動資金を応援するために「ボランティア支援募金」の受け付けを始めた。募金は郵便振替で、口座名は「特定非営利活動法人静岡県ボランティア協会」、口座「00800・4・131280」。通信欄に「小山町災害ボランティア支援募金」と明記する。受け付けは30日まで。問い合わせは同協会(054・255・7357)へ。

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日曜日の日記で書き忘れたけど
災害ボランティアでスコップで土砂の搬出をしていたとき、
「災害対策本部 本部長」との腕章をした方がきた。

ボランティアの皆さんに一人一人に
「皆さんのおかげです。ありがとうございます。」
と頭を下げてお礼をしていった。

災害対策本部本部長とは町長だった。

静岡県災害ボランティア本部のブログをみると
http://blog.goo.ne.jp/shizu-saigaivc/
平日も災害ボランティアをしているようで、
とりあえず金曜日まで活動しているようである。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 16:07 │地震・災害

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