2010年06月04日
特養待機1万人以上、整備進まず@静岡県
下記、5月20日の産経新聞
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特養待機1万人以上、整備進まず 静岡
5月20日7時57分配信 産経新聞
特別養護老人ホーム(特養)に入所を希望しながら待機している高齢者が1万219人に上ることが、静岡県長寿政策局のまとめで分かった。特養は比較的少ない負担で充実したサービスを受けられるため人気が高いが、県の施設整備が追い付いていない実態が浮き彫りになった。
県内には195施設の特養がある。まとめによると1月1日現在の待機者1万219人のうち、6カ月以内の入所を希望する緊急性の高い待機者は4918人。中でも一人暮らしや家庭内に複数の要介護者がいるなど、入所の必要性が極めて高い希望者は1488人だった。
同局によると、待機者は平成19年以降、おおむね1万人で推移しており減少の兆しはない。理由の一つに挙げられるのは施設整備のペースダウンだ。19年度まで年間千人以上だった定員増が20年度は524人、21年度は455人と落ち込んでいる。宮城島好史局長は「ニーズに対する見通しが甘かったため、整備計画による定員の伸びが小さかった」と述べる。
だが、特養の整備は長期計画に基づいており、不足したからといってすぐに増設できるわけではない。県は、1万人以上いる待機を解消するには介護保険料を月額600円程度引き上げる必要があるとの試算を初めて公表した。
しかし問題は、一度待機者をなくしても高齢化が進む現代では、次の希望者がすぐに現れ、さらに施設整備が必要になること。宮城島局長は「整備しても、その分の希望者が増えて結局は“いたちごっこ”だ。介護で悩んでいる方の状況は本当に深刻なので、何とか対応したいが、特養の整備以外に県単独でできる施策はほとんどない」と苦慮している。
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清水町の1月1日現在の特養待機者は、52人。
清水町は、特別養護老人ホームの増床計画があり、
「かわせみ」が平成22年度に20床(現80床)。
「柿田川ホーム」が平成23年度に30床(現50床)増床する。
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特養待機1万人以上、整備進まず 静岡
5月20日7時57分配信 産経新聞
特別養護老人ホーム(特養)に入所を希望しながら待機している高齢者が1万219人に上ることが、静岡県長寿政策局のまとめで分かった。特養は比較的少ない負担で充実したサービスを受けられるため人気が高いが、県の施設整備が追い付いていない実態が浮き彫りになった。
県内には195施設の特養がある。まとめによると1月1日現在の待機者1万219人のうち、6カ月以内の入所を希望する緊急性の高い待機者は4918人。中でも一人暮らしや家庭内に複数の要介護者がいるなど、入所の必要性が極めて高い希望者は1488人だった。
同局によると、待機者は平成19年以降、おおむね1万人で推移しており減少の兆しはない。理由の一つに挙げられるのは施設整備のペースダウンだ。19年度まで年間千人以上だった定員増が20年度は524人、21年度は455人と落ち込んでいる。宮城島好史局長は「ニーズに対する見通しが甘かったため、整備計画による定員の伸びが小さかった」と述べる。
だが、特養の整備は長期計画に基づいており、不足したからといってすぐに増設できるわけではない。県は、1万人以上いる待機を解消するには介護保険料を月額600円程度引き上げる必要があるとの試算を初めて公表した。
しかし問題は、一度待機者をなくしても高齢化が進む現代では、次の希望者がすぐに現れ、さらに施設整備が必要になること。宮城島局長は「整備しても、その分の希望者が増えて結局は“いたちごっこ”だ。介護で悩んでいる方の状況は本当に深刻なので、何とか対応したいが、特養の整備以外に県単独でできる施策はほとんどない」と苦慮している。
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清水町の1月1日現在の特養待機者は、52人。
清水町は、特別養護老人ホームの増床計画があり、
「かわせみ」が平成22年度に20床(現80床)。
「柿田川ホーム」が平成23年度に30床(現50床)増床する。
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 19:03
│介護