2010年03月03日

<行政委員>非常勤報酬は月額か日額か(3)

清水町の行政委員の報酬は下記の通り

○教育委員会
 委員長 月額25,000円
 委 員 月額20,000円

○監査委員
 識見者 月額50,000円
 議 員 月額25,000円

○農業委員会
 会 長 月額25,000円
 委 員 月額20,000円

○社会教育指導員 月額100,000円

○選挙管理委員会
○固定資産評価審査委員会
○特別土地保有税審議会
○国民健康保険運営協議会
○総合計画審議会
○都市計画審議会
○社会教育委員
○公民館運営審議会

上記の会長および委員長 日額7,500円
 委 員 日額6,500円

その他にもさまざまな行政委員などがあるが、
おおむね委員は日額6,500円である。

都道府県の行政委員がどれだけの活動をしているのか、
それぞれによっても違うと思うが、

例えば、先日取り上げた滋賀県の労働委員会は
月額20万円ほど報酬だが、勤務実態は

○公益委員、使用者委員、労働者委員が各5人、任期2年
○総会が毎月第2・4金曜日。公益委員会議が同じ日に開かれる
○1998年~2007年の申し立て件数
 ・不当労働行為33件
 ・あっせんは集団的労使紛争63件、個別的投資紛争35件、
  調停2件、仲裁ゼロ

となっている。
それなりの職責や能力が必要なのだと思うが、
その割には勤務実態や内容がかなり薄いから
このような問題が起こるのだろう。

滋賀県以外にも宮城、福島、栃木、東京、愛知、徳島、高知の各都県で
同様の提訴が起きている。

全国知事会は、行政委員の報酬は実情を踏まえて検討・実施」
としている。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 19:38 │総務

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