2010年03月02日

<行政委員>非常勤報酬は月額か日額か(2)

静岡県は行政委員の報酬を月額から日額にする。

対象となる9委員会は
人事、選管、労働、収用、海区漁業調整、内水面漁場管理など。

日額にした場合の報酬額は、
常勤委員の給料月額を基本勤務日数で
割り戻した3万5400円(委員長・会長は10%加算)を予定する。

現在の静岡県の行政委員の報酬は

○教育委員会の委員
 委員長 月額240,000円
 委員 月額226,000円

○選挙管理委員会の委員
 委員長 月額226,000円
 委員 月額215,000円

○人事委員会の非常勤の委員
 委員長月額250,000円
 委員月額235,000円

○非常勤の監査委員 月額149,000円

○公安委員会の委員
 委員長 月額240,000円
 委員 月額226,000円

○労働委員会の委員
 会長 月額250,000円
 公益委員(会長を除く。) 月額235,000円
 その他の委員月額210,000円

○収用委員会の委員
 会長 月額170,000円
 委員 月額144,000円

○海区漁業調整委員会の委員
 会長 月額75,000円
 委員 月額64,000円

○内水面漁場管理委員会の委員
 会長 月額64,000円
 委員 月額59,000円

○精神保健福祉審議会の委員 日額12,000円

○精神医療審査会の委員 日額13,100円

○選挙管理委員会に臨時に補充された補充員 日額12,000円

となっている。

全国的な傾向として行政委員の属性は、
県職員OB、県議OB、経済人、労組役員、大学教授、弁護士などが多く、
大分県では委員の7人に一人は県職員OBだという。

(もうちょっとつづく)



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 21:30 │総務

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