2023年07月14日

不信任否決 1票差の“紙一重” 「非常に重い」知事陳謝

下記、静岡新聞

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不信任否決 1票差の“紙一重” 「非常に重い」知事陳謝
7/14(金) 9:06配信 静岡新聞


 静岡県議会最大会派の自民改革会議に知事不信任決議案を突き付けられ、わずか1票差で不信任の烙印(らくいん)を免れた川勝平太知事。採決が行われた13日未明、全県議68人が票を投じる中、本会議場の知事席で硬い表情のまま前方を見つめ、視線を動かすことはなかった。中沢公彦議長が否決の結果を告げた瞬間も無表情のままで、閉会とともに席を立った。

 12日午前から13日未明にかけて開かれた県議会6月定例会最終本会議は、知事不信任案の提出を巡って自民内の協議が長引く中、会議再開と休憩を繰り返した。庁内の知事室と議場の間を幾度も行き来した知事は、報道陣から質問をぶつけられても無言を貫いた。当初、採決後に設定されていた取材対応をキャンセルし、公用車で知事公舎に戻った。

 県庁で報道陣の取材に応じたのは昼近くの13日午前11時ごろ。「非常に重い」。際どい結果への受け止めを答えた。「今回、多くの方が賛成したことは、辞職勧告に勝るとも劣らない大きな意見」と語った。審議が深夜、未明に及んだことに「県民に心配をかけ、深くおわびする」と陳謝した。

 一方で、「職務に専念する決意は変わらない」と語り、知事職は辞さずに全うする決意を示した。自身への反発と溝の深さを決定づける自民の不信任案提出には「筋を通した」と評しつつ、「保身のために虚偽説明」との指摘は「当たらない」と強く否定した。

 最終本会議はいわゆる「コシヒカリ発言」を巡って川勝知事が給与返上を表明したまま条例案を提出していない問題で紛糾した。県幹部の一人は「知事は長時間の審議で疲弊し、弱気になっていた」とおもんぱかり、「可決されていたら、失職を選択したかもしれない」と話した。

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給与返上を表明したまま条例案を提出しないで1年半もの間、
県議会議員は、質問するわけでもなく、マスコミの取材で明らかになるのもいかがなものかと思う。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 15:07 │県政

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