2023年04月15日

「記号式投票をもっと広げて」統一地方選での実施は一部のみ

下記、7日のNHK

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「記号式投票をもっと広げて」統一地方選での実施は一部のみ
2023年4月7日 6時56分 NHK

今回の統一地方選挙では、候補者の名前を書く代わりに印刷された候補者の名前に丸印を付けて投票する「記号式投票」が、島根県と大分県の知事選挙など一部の選挙で行われます。

障害がある人たちの中からは、投票するときに候補者の名前を自分で書くことが難しいとして、「記号式投票をもっと広げてほしい」という声が出ていて、誰でも投票しやすい環境をどう整えるかが課題となっています。

投票するときに、投票用紙に候補者の名前を書く代わりに、あらかじめ印刷された候補者の名前に丸などの印を付けて投票する「記号式投票」は国政選挙では認められていませんが、地方選挙では、それぞれの自治体が条例を定めることによって行えることになっています。

今回の統一地方選挙の前半の投票日の9日は島根県知事選挙と大分県知事選挙で、後半の23日の投票日は青森県のむつ市長選挙や福岡県の春日市長選挙など一部の選挙で投票日当日の投票が記号式投票で行われます。

島根県知事選挙の投票用紙の見本には用紙の左側に3人の候補者の名前が書かれていて、その上に丸印を記入する欄が設けられています。

ただし、これらの選挙でも記号式投票は投票日当日に限られていて、立候補者が決まる告示日の翌日から投票が始まる期日前投票では、自分で名前を書いて投票することになっています。
記号式投票について去年12月時点で総務省がまとめたデータによりますと、知事選挙では島根、大分に加え、青森、岩手、熊本の5つの県で導入されています。

市区町村長の選挙については全国1741の市区町村の12.3%にあたる214の自治体で導入されています。
一方で、都道府県や市区町村の議員を選ぶ選挙では31の自治体で導入されていますが、候補者の数が少ないことが想定される補欠選挙に限るなど限定的に利用されている状況です。

障害のある人たちの中には「手が自由に使えない」「文字を小さな記入欄に書き込めない」などとして、候補者の名前を自分で書くことが難しい人たちがいます。

NPO法人 日本障害者協議会の藤井克徳代表は「障害のある人の中には自分で書くことができない人が少なくないが、現在の投票の仕組みは自分で書く『自書』が基本になっている。記号式などで本人が実質的に選べるようになれば障害者が政治参加しやすくなる改善につながる」と話していて、誰もが投票しやすい環境をどう整えていくかが課題となっています。

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清水町は、町長選挙では、記号式投票を実施している。


タグ :清水町選挙

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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 17:23 │選挙

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