2021年07月20日

<65歳以上のコロナ感染減>割合一桁、ワクチン効果か 静岡県内

下記、静岡新聞

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65歳以上のコロナ感染減 割合一桁、ワクチン効果か 静岡県内
7/20(火) 9:14配信 静岡新聞


 静岡県内で65歳以上の新型コロナウイルス感染が減少傾向だ。4月下旬に30%だった全感染者に占める割合は今月15日時点で7%まで低下した。65歳以上のワクチン2回目接種率が4割を超え、感染抑止の効果が出始めたとみられる。一方、40~50代の重症患者が確認されるようになり、現役世代のワクチン接種が急がれる。

 県によると、今月15日時点の県内65歳以上のワクチン接種率は1回目が78%、2回目が46%。後藤幹生健康福祉部参事は「2回目接種率が4割を超えた集団は感染者が減る-とのデータはイスラエルで証明済み」と解説する。

 65歳以上の感染割合が30%だったのは、ワクチンの高齢者接種が本格化する前の4月22日の週。それ以降は接種が進んだものの、おおむね10%台で推移。2回目接種率が4割を超えた今月15日の週に前週の19%から一気に7%まで低下した。

 ワクチンが重症化を防ぐとされる効果を裏付ける事例もあった。6月下旬に掛川市内の高齢者施設で発生したクラスター(感染者集団)は希望する利用者が1回目のワクチンを接種した1週間ほど後。感染者は約20人に上ったものの、大半が無症状や軽症だった。県によると、既に免疫力が一定程度高まっていたためとみられ、未接種だった一部の人が中等症で入院した。

 一方、県は40~60代前半の重症患者の発生に警戒感を強めている。連日数人程度が確認されている重症患者の3割程度を占めるようになり、感染の主流が英国株以前の従来株では見られなかった傾向という。高血圧や糖尿病など持病のある現役世代は注意が必要で、体調に異変を感じた人は仕事などを理由に受診を後回しにせず、適切な治療を受けるよう呼び掛けている。

 後藤参事は「今後はますますワクチン未接種で、かつ活動量の多い65歳未満の世代間で感染が増幅するようになる。22日からの4連休、夏休み、お盆と外出機会が増える時期だが、なるべく人混みに出歩かず家族で過ごしてほしい」と強調した。

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清水町の高齢者の接種状況は、7月12日現在で下記のとおり

接種者数
1回目 7,077 人 85.1 %※
2回目 4,730人 56.9%※
※ 割合算出の分母は、接種券発送者数(8,317人)としています。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 17:04 │感染症

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