2009年06月30日

最年少首長の給与半減提案を否決@佐賀県上峰町

下記、19日の静岡新聞

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最年少首長の給与半減提案を否決 佐賀県上峰町
                        06/19 17:56 静岡新聞

 佐賀県上峰町議会(定数10)は19日、武広勇平町長(30)が提案した町長報酬(月71万円)を50%削減する条例改正案を否決した。武広町長は3月、当時29歳で全国最年少の現職首長として当選し「財政が厳しい中、独身の自分に現在の給与はふさわしくない」と給与カットを公約に掲げていた。
 条例改正案には、一部の町議から「ほかの自治体でも(首長の)報酬を減らせという動きが広がったらどうするのか」などと反対する声が上がっていた。採決結果は賛成3、反対6。
 条例改正案は武広町長が任期を終える2013年3月まで報酬を35万5千円に半減する内容。武広町長は自分の報酬を削減し、障害者が通院する際のタクシー代補助に充てることを提案していた。

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30代首長が話題になる中、
佐賀県の上峰町の町長は、29歳で当選したという。

調べてみると民主党参議院議員川崎みのる氏の秘書を
務めていたようだ。

前町長が有権者にお中元やお歳暮を配って
公職選挙法に違反したとして失職。

新町長には、千葉市長選挙のように
町民からクリーンなイメージのある
若手の町長が選ばれたのかもしれない。

上峰町は人口9,100人ほどの町だが、
それでもこうした田舎で20代の町長が誕生するのは
大変なことだな。

都会より田舎の方が若い人が選挙に勝つのは難しい。

武広町長は、給料50%削減を選挙公約にしていたようだ。
清水町も山本町長が給料30%削減を選挙公約にしていた。
結果、私も議会で賛成して賛成多数で
山本町長の給料は77万円から53万9,000円となった。

武広町長は独身のようだが、
独身だからという理由で町長報酬の額を決める必要はないと思うが、
町長の選挙公約であるならば、
たとえ考え方が違ったとしてもある程度尊重すべきと思われる。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 21:09 │総務

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