2009年06月12日

<新型インフル>「第2の波」への警戒要求-WHO事務局長

下記、毎日新聞

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新型インフル 「第2の波」への警戒要求 WHO事務局長
                 6月12日13時32分配信 毎日新聞

 【ジュネーブ澤田克己】新型インフルエンザの警戒度を現行の「フェーズ5」から、世界的大流行(パンデミック)を意味する「6」へ引き上げた世界保健機関(WHO)は11日、「第2の感染の波に備えるべきだ」(マーガレット・チャン事務局長)と警告するとともに、途上国への支援を呼び掛けた。

 チャン事務局長は11日の会見で、「ウイルスは医療体制が貧しい地域で広がっている」と、新型インフルエンザが途上国で重症化している点に憂慮を示したうえで、「6に上げたのは、途上国を含め世界が連帯して感染拡大を防ぐべきだという国際社会へのシグナルだ」と述べた。

 さらに各国に感染への監視を求め、感染がピークに達した国にも「第2の波」への警戒を要求した。

 事務局長は「いくつかの国の例では感染者の2%程度が重症」としたが「今のところ死者数は少なく、重症者や死者が急増することはない」と予測した。

 ワクチンについては、季節性インフルエンザのワクチン生産は間もなく終わると想定、「生産容量全体が新型インフルエンザにあてられるだろう」との見方を示した。

 ◇チャンWHO事務局長の声明要旨

 新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)宣言に関するマーガレット・チャンWHO事務局長の声明要旨は以下の通り。

 これまで74カ国で3万人近い感染者が確認された。人-人間の感染の広がりが追跡不可能な国もあり、今後のさらなる感染拡大は避けられない。パンデミックの科学的基準が満たされ、「フェーズ5」から「6」へと引き上げることを決断した。

 パンデミックの初期段階にある。重症度は中等度であると予想されるが、各国によってその程度は異なる。

 今のところ死者数は少ない。これから重症者や死者数が急増することはないだろう。

 ウイルスは若い人に感染しやすく、大半は25歳未満だ。いくつかの国の例では感染者の2%程度が重症で、しばしば致死性の肺炎を伴う。重症者の多くは、ぜんそくや心臓病、糖尿病などの慢性疾患、肥満を抱えていた。

 感染のピークを過ぎた国は「第2の波」に備えるべきだ。まだ広がっていない国は監視強化に努めてほしい。WHOは引き続き渡航の規制や国境封鎖をしないよう求める。ウイルスは医療体制が貧しい地域で広がっている。

 季節性インフルエンザのワクチン生産は間もなく終わり、生産容量全体が新型インフルエンザにあてられるだろう。

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昨日の日記で紹介したWHOメディカルオフィサーの進藤奈邦子さんは、
この新型インフルエンザが3~4年は続くだろうと言っている。

ここまできたら後は、強毒性に変異しないことを祈るだけだ。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 17:03 │感染症

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