2018年07月15日
<豪雨から1週間>倉敷市長が涙ながらに会見「全国の方が真備を応援」
下記、昨日のKSB瀬戸内海放送
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豪雨から1週間 倉敷市長が涙ながらに会見「全国の方が真備を応援」
7/14(土) 19:35配信 KSB瀬戸内海放送
西日本を襲った記録的豪雨で、岡山県で最も大きな被害を出した倉敷市の伊東香織市長が14日、記者会見で涙ながらに被災者への思いを語りました。
倉敷市では、川の堤防が決壊するなどして住宅地の大部分が浸水した真備町を中心に51人が亡くなりました。
13日午後8時時点で11人が行方不明でしたが、14日午後5時までに全員の安否確認がとれ、倉敷市の不明者はいなくなりました。
伊東市長は、真備町の被災状況について、「犠牲になられた方のことを思うと胸が張り裂ける思い」と語りました。
そして、被災者に向けたメッセージを問われると、「被災者の方みんな一生懸命復興に向けて頑張っていただいていると思います。市や県、国、そして全国の方が、真備町を応援してくれてると思ってますので、その思いを受け止めて皆で頑張っていきたいと思っています」と、涙で言葉を詰まらせながら述べました。
今回の会見は、倉敷市に大雨特別警報が出された6日から1週間がたった節目ということで開かれました。記者からは復旧作業の状況や被災者支援の計画などについての質問が出ました。
記者との主な質疑応答の内容は次のとおり。
ー避難指示のタイミングにミスはなかったのか
市としてはその時点で、できる限りのことをやったと思っている。
現状、お亡くなりになった方、行方不明になった方がいらっしゃいますからそのことがよかったとか、よくなかったと言うことは差し控えたい。
ーごみやがれきの撤去について目処は立っているのか
がれきの撤去の目安はついていないのが現状。(量は)約7~10万トンと見込まれているが、復旧活動が進む中で、これからも増えていくと思う
集めたごみの処理については、県内外の自治体や事業者にすでに依頼をかけている。
ー被災者への見舞金や支援金を増やすなどの計画はあるのか
国の被災者再建支援と合わせて、少しでも多くのみなさんに真備町で生活や事業再建をしてもらいたい。市としてはこれまでとは違う形で支援していきたいと思っている。
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この度の西日本豪雨で、多くの方々が亡くなられました。
心からお悔やみ申し上げます。
倉敷市真備町では、ハザードマップの想定浸水域と被害のあった地域は、
ほぼ同じだったということで
あとは、避難準備情報や避難勧告、避難指示をどのタイミングで発令し、
どのように対象住民に伝えたのかが、今後、検証されると思われる。
愛媛県の肱川(ひじかわ)上流にある野村ダムの放流によって
下流で犠牲者が出たことも問題になっている。
同じようにどのようにこの情報が伝えられたのか
伝えられなかったのか検証されると思われる。
同報無線では、大雨や雨戸を閉めていて聞こえない可能性が高い。
職員や消防団などが一軒一軒まわって知らせるのは限界がある。
メールやSNSでも利用していない方もいるだろう。
やはり解決策の一つは、
災害弱者の事前把握と住民相互による共助が重要になってくると思われる。
地域によっては、高齢者ばかりの集落など災害弱者だけの地域もあると思うが、
そうした地域には、事前に連絡や避難方法の確認などがより重要になってくると思われる。
常総市に視察した際に
マイ・タイムラインを検討していると伺った。
マイ・タイムラインは住民一人ひとりのタイムラインであり、
台風の接近によって河川の水位が上昇する時に、
自分自身がとる標準的な防災行動を時系列的に整理し、とりまとめるものである。
時間的な制約が厳しい洪水発生時に、行動のチェックリストとして、
また判断のサポートツールとして活用されることで、「逃げ遅れゼロ」に向けた効果が期待される。
自主防災組織で検討すると共助が強化され、近所の高齢者・障碍者を援助につながる。
手引きが国交省下館河川事務所HPに掲載されている。
http://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/shimodate00285.html
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豪雨から1週間 倉敷市長が涙ながらに会見「全国の方が真備を応援」
7/14(土) 19:35配信 KSB瀬戸内海放送
西日本を襲った記録的豪雨で、岡山県で最も大きな被害を出した倉敷市の伊東香織市長が14日、記者会見で涙ながらに被災者への思いを語りました。
倉敷市では、川の堤防が決壊するなどして住宅地の大部分が浸水した真備町を中心に51人が亡くなりました。
13日午後8時時点で11人が行方不明でしたが、14日午後5時までに全員の安否確認がとれ、倉敷市の不明者はいなくなりました。
伊東市長は、真備町の被災状況について、「犠牲になられた方のことを思うと胸が張り裂ける思い」と語りました。
そして、被災者に向けたメッセージを問われると、「被災者の方みんな一生懸命復興に向けて頑張っていただいていると思います。市や県、国、そして全国の方が、真備町を応援してくれてると思ってますので、その思いを受け止めて皆で頑張っていきたいと思っています」と、涙で言葉を詰まらせながら述べました。
今回の会見は、倉敷市に大雨特別警報が出された6日から1週間がたった節目ということで開かれました。記者からは復旧作業の状況や被災者支援の計画などについての質問が出ました。
記者との主な質疑応答の内容は次のとおり。
ー避難指示のタイミングにミスはなかったのか
市としてはその時点で、できる限りのことをやったと思っている。
現状、お亡くなりになった方、行方不明になった方がいらっしゃいますからそのことがよかったとか、よくなかったと言うことは差し控えたい。
ーごみやがれきの撤去について目処は立っているのか
がれきの撤去の目安はついていないのが現状。(量は)約7~10万トンと見込まれているが、復旧活動が進む中で、これからも増えていくと思う
集めたごみの処理については、県内外の自治体や事業者にすでに依頼をかけている。
ー被災者への見舞金や支援金を増やすなどの計画はあるのか
国の被災者再建支援と合わせて、少しでも多くのみなさんに真備町で生活や事業再建をしてもらいたい。市としてはこれまでとは違う形で支援していきたいと思っている。
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この度の西日本豪雨で、多くの方々が亡くなられました。
心からお悔やみ申し上げます。
倉敷市真備町では、ハザードマップの想定浸水域と被害のあった地域は、
ほぼ同じだったということで
あとは、避難準備情報や避難勧告、避難指示をどのタイミングで発令し、
どのように対象住民に伝えたのかが、今後、検証されると思われる。
愛媛県の肱川(ひじかわ)上流にある野村ダムの放流によって
下流で犠牲者が出たことも問題になっている。
同じようにどのようにこの情報が伝えられたのか
伝えられなかったのか検証されると思われる。
同報無線では、大雨や雨戸を閉めていて聞こえない可能性が高い。
職員や消防団などが一軒一軒まわって知らせるのは限界がある。
メールやSNSでも利用していない方もいるだろう。
やはり解決策の一つは、
災害弱者の事前把握と住民相互による共助が重要になってくると思われる。
地域によっては、高齢者ばかりの集落など災害弱者だけの地域もあると思うが、
そうした地域には、事前に連絡や避難方法の確認などがより重要になってくると思われる。
常総市に視察した際に
マイ・タイムラインを検討していると伺った。
マイ・タイムラインは住民一人ひとりのタイムラインであり、
台風の接近によって河川の水位が上昇する時に、
自分自身がとる標準的な防災行動を時系列的に整理し、とりまとめるものである。
時間的な制約が厳しい洪水発生時に、行動のチェックリストとして、
また判断のサポートツールとして活用されることで、「逃げ遅れゼロ」に向けた効果が期待される。
自主防災組織で検討すると共助が強化され、近所の高齢者・障碍者を援助につながる。
手引きが国交省下館河川事務所HPに掲載されている。
http://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/shimodate00285.html
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 11:56
│地震・災害