2015年06月10日

<一般質問>ゆうすいくん製品のさらなる商品開発を柿田川作業所へ

下記、一般質問原稿掲載

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第4次清水町障害者計画・第4期清水町障害福祉計画の中で、福祉的就労への支援について、二つの取り組みを掲げ

〇「福祉的就労場所の確保」
 ・就労継続支援事業所の充実を図ります。
 ・就労支援施設に対して新たな生産活動や請負作業などの支援に努めます。

〇「授産委託の啓発」
 ・授産製品の紹介や常備販売の促進など、販路拡大を図ります。
 ・授産製品に関する情報提供と啓発を行います。

とあります。

私もこれまで平成24年6月公布、平成25年4月施行の障害者優先調達推進法もあり、24年9月議会で柿田川作業所の就労支援について取り上げ、町図書館の清掃業務の一部を作業所の利用者にお願いするなど、町も積極的に福祉的就労についてバックアップして頂いております。

事前に担当課から平成26年度分の当町の障害福祉事業所等に対する官公需実績調査について確認させていただきました。

〇ゆうすいくんの通学バックの作成 315,000円
〇町キャラクターポケットティッシュ 160,000円
〇町立図書館書架整理・清掃 84,240円
〇公立施設トイレットペーパー配達 66,982円

合計626,222円となっています。

柿田川作業所では、他にも福祉センター内の喫茶「せせらぎ」の運営や点字名刺の製作、縫製品の販売など行っていますが、利用者一人あたりの工賃は月額14,415円となっています。

その他の受注作業委収益
①(株)三協紙器(菓子箱の組立) 888,830円
②NPO法人ウォーター・ビジョン(点字名刺) 498,543円
③(株)木村鋳造所(鋳物用具作成)634,896円
④(株)山中兵衛門商店(レトルト製品放送)
⑤(株)協立(部品取り付け)31,862円

県は、障害者の工賃の向上に向け、物品調達などの発注を障害者就労施設(就労継続支援B型事業所)と優先的に契約するよう、市町に働き掛けを行い、その実績も市町ごと公表するなどしていますが、目標金額である一人当たり月額3万円には、当町としてもまだまだ遠く及ばない状況であります。

さらなる積極的な具体的な取り組みが必要と思われますが、施政方針の中で町のイメージキャラクター「ゆうすいくん」の関連グッズの製作について明記されています。
ゆうすいくん製品等、障碍者就労施設に積極的に製作や商品開発をお願いし、町で優先的に購入し、啓発することも可能であると思われますが、その考えについて伺います。

【答弁】福祉課長
福祉的就労への支援につきましては、本町では「障害者優先調達推進法」の規定に基づき、障害者就労施設等からの物品の調達や清掃業務などの調達方針を定めております。

現在、町では、調達方針に基づき、柿田川作業所に対して通学バックの作成や町キャラクターのポケットティッシュカバーの作成のほか、町立図書館書架整理・清掃、公共施設へのトイレットペーパーの配達などの業務を依頼しているところであります。

議員ご指摘のとおり、ゆうすいくん製品等の積極的な商品開発につきましては、本町のキャラクターのさらなるイメージの向上やPRにつながり、障害者の就労支援として効果的であるため、今後も、柿田川作業所との一層の協働を進めてまいりたいと考えております。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 15:43 │一般質問障害者・障害児

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