2009年02月21日

災害ボランティア図上訓練(1日目)

今日は、
「静岡県内外の災害ボランティアによる救援活動のための図上訓練」が
静岡市民文化会館で行われる。

主催は、静岡県、特定非営利活動法人静岡県ボランティア協会、
(財)静岡県労働者福祉基金協会である。

私は、災害ボランティアコーディネーター清水町連絡会の
メンバーとして参加し、当町からは7人参加した。

この会は、いざ、東海地震が起きたときは、
清水町福祉センターに災害ボランティア本部をを立ち上げ、
災害ボランティアの受け入れや活動調整などを行う。

今回の図上訓練今年で4回目で、
県内・県外各地の災害ボランティア団体が参加し、
北は山形県、南は宮崎県からも参加者がいて
400人近い方が集まった。

明日も含め2日間行われる。

今日は、
第1部「東海地震で静岡県内の市町はどのような被害をうけるのか」
第2部「時間の経過に伴い、被災者が求めるもの(ボランティアニーズ)はどう変化するか
第3部「支援を求めている人々」とはどういう人々?~参加団体の普段の活動を通して

である。

東海地震が起こると静岡県は最大震度7の揺れに襲われ、
津波や崖崩れ、液状化などがいたるところで起こる。

今日の富士常葉大学環境防災学部の先生のお話では、
富士川にかかる橋は全て落ち、
仮設の橋がかかるのに1週間はかかると言っていた。

東の箱根山はいたるところで崖崩れがおきて通行止めになるだろう。
天下の国道一号は国を挙げてすぐに全力で復旧工事をするだろうけど
東名も含めて一般車両が通行できるようになるには
相当の時間がかかると思われる。

静岡県全域が被害を受ける東海地震で
県外から清水町にピンポイントでボランティアがどれくらい来るだろう。
少なくとも1~2週間は来ないと思う。

災害ボランティア本部を立ち上げても
県外からのボランティアが来なければ、
町内の被害を受けなかったボランティアを
受け入れることも考えられる。

でも町民の人は、それぞれ家族や親戚、
ご近所や各地の自主防災会や友人、
職場関係などを通じて直接被災した方に
ボランティアをするような状況になると思う。

災害ボランティア本部を通じて
ボランティアをすることはないような気がする。

そんな疑問を感じつつ、初日を終える。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 20:56 │地震・災害

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