2014年01月02日

<道徳教科化>文科相に提言 有識者懇、27年度にも先行実施

下記、産経新聞

*******************

道徳教科化 文科相に提言 有識者懇、27年度にも先行実施
産経新聞 2013年12月27日(金)7時55分配信

 文部科学省の有識者会議「道徳教育の充実に関する懇談会」は26日、現在は正式教科ではない小中学校の「道徳の時間」を、数値評価を行わない「特別の教科」に格上げし、検定教科書の使用を求める報告書を下村博文文科相に提出した。下村文科相は年明けに中央教育審議会に諮問し、平成27年度にも先行実施される見通しだ。

 報告書では、道徳教育の現状として「歴史的経緯に影響され、道徳教育そのものを忌避しがちな風潮がある」などの課題を指摘。抜本的な改善を図るには「特別の教科」として位置づけることが適当とした。

 ただし、5段階などの数値評価は行わず、記述式など多様な評価方法を検討するよう求めた。教材は新たに検定教科書を導入するのが適当と判断した。

 文科省によると、教科書の作成から使用まで数年かかることから、正式な教科化は30年度以降となるが、学習指導要領が一部改訂されれば、早ければ27年度にも先行実施するという。

 文科省はこの日、検定教科書ができるまでの道徳教材として、現在配布されている「心のノート」を全面改定し、「私たちの道徳」の名称で来年度から使用する方針も発表した。

 心のノートよりページ数を1・5倍に増やし、坂本龍馬や新渡戸(にとべ)稲造などの偉人伝、イチローや高橋尚子さんら世界で活躍するスポーツ選手のエピソード、いじめの未然防止につながる題材や日本の伝統文化に関する読み物を盛り込む。

****************

12月の一般質問でも取り上げたが、
東京学芸大学永田教授の著書「実話をもとにした道徳ノンフィクション資料」には、
副題に「事実・史実に基づくリアリティが感性に訴え、豊かな感動を呼び起こす。心に響く教材の開発から生まれた珠玉(しゅぎょく)の17編とその指導案」とあり、
前書きには
「子どもの心の豊かさをはぐくむ基礎としての道徳教育の重要性が増している」
「ノンフィクション資料などの感動性や迫真性に満ちた資料が従前にもまして求められている」
とある。

子供達には、道徳の時間はもちろん、
学校図書館で多くの伝記や偉人伝を読んでもらいたい。


タグ :道徳

同じカテゴリー(教育・学校)の記事画像
<入学式>西小学校、清水中学校
<安全祈願祭>南小学校北校舎改築工事
<西小学校・清水中学校>卒業式
<清水中学校>給食の試食
<西小学校>家庭教育学級「親子スプーンづくり体験」
西小学校創立50周年記念式典
同じカテゴリー(教育・学校)の記事
 <5歳児健診>普及へ支援強化 発達障害の早期発見に向け、政府 (2025-05-05 16:41)
 <お知らせ>清水小学校教材園を一般開放します (2025-04-12 20:46)
 <外国籍>児童生徒「今後も増加予想」 清水町で総合教育会議 (2025-04-09 19:36)
 <入学式>西小学校、清水中学校 (2025-04-08 15:27)
 中学校の制服を所得制限なしで無償化へ 東京・品川区、23区で初 (2025-03-30 16:54)
 「チーム担任制」実施 清水町立清水小で試験的に (2025-03-29 19:37)

Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 16:09 │教育・学校

削除
<道徳教科化>文科相に提言 有識者懇、27年度にも先行実施