2010年09月13日

<一般質問>インターンシップ受け入れ実績

当町の平成15年度が、採用予定人数5人に対し、
採用試験の申込者数は大学卒業程度が105人と
短大卒業程度が33人の計138人で、
実際の採用人数は14人とのことですが、
今の受験資格と同じ大学生に限っても105人の若者が受験しています。

しかしながら、平成20年度採用以降の近年は、
10人から16人の申込者という極めて残念な結果になっています。

平成23年度採用の状況で長泉町が同じ大学生で80人、
函南町が54人と比較すると人口比で計算しても少なすぎると思われます。

たくさんの方が受験されても一定の能力がなければ、
採用する必要はありませんし、
受験者数が少なくとも優秀な方が募集人数に達していれば問題ないのでしょう。

しかし、やはり多くの方が受験されれば、選択肢も広がり、
より能力の高い方が集まる可能性は高いと思われます。

そして、何より、受験者数が多いということは、
それだけ若者が働く職場として魅力を感じていることの証明であり、
少ないということは、清水町役場は魅力的な職場ではない、
清水町、清水町民のために働くことにやりがいを感じないと思われているのではないかと想像してしまいます。

そこで大学生インターンシップの受け入れを公募し、
積極的に受け入れ、
当町の職員採用の受験者数増加につなげていきたいと提案するわけですが、

インターンシップは大学生にとっても
 ・ 実際の仕事や職場の状況を知り、自己の職業適性や職業生活設計など職業選択について深く考える契機となる。
 ・ 専門知識についての実務能力を高めるとともに、学習意欲に対する刺激を得られる。
 ・ 就職活動の方向性と方法についての基礎的な理解が得られる。
 ・ 就職後の職業生活に対する適応力を高めることができる。

などのメリットがあります。

公務員の仕事や清水町で働くことを志望する学生が、
清水町役場で働き、現職の職員と働くことにより、仕事の内容はもとより、
働く職員の皆さんの仕事ぶりに心を動かされ、
「この課長さんのもとで働きたい」と思う学生さんも出てくるかも知れませんし、
職員の皆さんもそうした緊張感のもとで学生さん達に接していただきたいと思っています。

インターンシップの受け入れは、職員採用試験の受験者数の増加だけでなく、
職場環境の活性化にも繋がると思います。

ということで、大学生インターンシップの受け入れについて、
そのねらいや効果について述べさせていただきましたが、
当町のこれまでの大学生インターンシップの受入れ実績について伺います。

【答弁】総務課長
当町における大学生のインターンシップ研修の受入れにつきましては、
近年では平成15年度に1件受け入れた実績がありました。

また、昨年度には、研修生の受入れについて、
2つの大学から事前相談があり、そのうち1校につきましては、
希望する大学生からも直接相談を受け、打合せも行いましたが、
当該大学生の御都合等により、
最終的に受入れに至らなかったところであります。



同じカテゴリー(一般質問)の記事
 <ごみ中間処理施設>清水町37億円負担 (2025-03-07 15:51)
 一般質問通告者(代表・個人) (2025-03-03 17:05)
 代表質問通告内容 (2025-02-17 17:05)
 <一般質問>11月議会の動画配信 (2024-12-20 19:41)
 一般質問通告者 (2024-12-02 17:19)
 一般質問通告内容 (2024-11-21 14:46)

Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 18:20 │一般質問

削除
<一般質問>インターンシップ受け入れ実績