2009年09月12日
<一般質問>官公庁オークション
タイヤロックは、数万円から数十万円のものまでいろんなものがあります。滞納整理機構へ20万円で移管するより安く済むかもしれません。先ほど紹介した洲本市以外でも最近、全国各地で導入している自治体が増えています。清水町も是非、導入に向けて検討していただきたいと思います。
また、清水町では平成20年度に滞納処分の執行状況として口座差し押さえ299件、所得税還付金差し押さえ55件、その他不動産などの差し押さえも行っているようですが、今後は、差し押さえたクルマなどを処分することも考え公売・インターネットオークションを検討する価値があると思われます。
以下、4月16日の産経新聞社の記事を引用します。
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霊柩車から1円灰皿まで…官公庁“珍”オークション
2009/04/16 07:24更新
地方自治体がインターネットオークション最大手「ヤフー!オークション」で財産を売却する「官公庁オークション」が14日から始まった。廃校となった小学校の校舎をはじめ、救急車や20年近く使い込んだ霊柩車、1円の灰皿まで役人センスあふれる珍品だらけの出品が目を引く。
官公庁オークションは税金滞納者から差し押さえた財産を売る「インターネット公売」と、自治体保有の財産を売る「公有財産売却」に大別される。ヤフオクで定期的に開催されているが、特に珍品が多いのが「公有財産売却」だ。
競走馬の産地として有名な北海道新冠町では、少子化で廃校となった小学校を土地や職員住宅付きで4校も売り出した。最低売却価格は2180万-6740万円。同町の担当者は「長年、住民の心のよりどころだったので、暴力団や宗教団体(への売却)はお断りします。地域活性化の計画書を提出し、地元へどれだけ貢献してくれるかが条件となります」と語り、落札者のハードルを高く設定している。
1993年登録の救急車を出品したのは埼玉県の幸手市消防本部。すぐに公道を走れるようにサイレンや赤色灯は取り外すが、ストレッチャーだけはおまけで付けた。走行距離は約10万キロと使い込んだだけに最低価格は10万円と控えめだ。
「以前、古い車両を東南アジアの国に無料で譲ろうとしたら、1年近く取りにこなくて困ったので、オークションに出品した。医療機関や民間搬送業者に引き取られ、救急車の適正利用に貢献できれば」(庶務担当)。
霊柩車を出品したのは山梨県韮崎市。「変な話だが、車庫にあったので手っ取り早かった」(契約管財担当)。87年に登録され、2006年2月まで使用した日産グロリアの霊柩車カスタムで、現在は事業が民間委託されて御用済み。車検も切れ、バンパーと側面にヘコミもある。「まだ、きちんと動く。霊柩車なので走行距離も1万4000キロと極端に少ない」(同)という。こちらの最低価格は5万円。
【出品ページで町のPRも】
京都府伊根町からは、ガラスの灰皿が2個出品され、最低価格はなんと1円! 同町総務課の濱野茂樹さんは「いまは庁舎内が全面禁煙なので使わない。前回、100円の値で落札されなかったので1円にした」という。
同町は出品ページのタイトルに「舟屋のまち 伊根町」と入れ、商品説明にも「ふるさと納税募集」のメッセージを載せるなど、さりげなく町をPR。「出品には、町をPRする狙いもあります。出品はタダですからね。ヤフーさんは痛いところを突かれたと思うかもしれないけど」と濱野さん。「落札されない限り1円で出し続ける」というから、長く宣伝できそうだ。
コレクターでもある経済アナリストの森永卓郎さんは「こうした品はマニアが買う。ただ、霊柩車マニアがいるとは思えないが…」としつつも「ネットオークションでは意外な物が売れ、競り合いで高額になることもよくある。とりあえず実害はないので売れる物は何でも売ればいいと思う。かんぽの宿みたいな売り方よりオープンで、よっぽどいい」と話している。
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以上、引用を終わりますが、
インターネットオークションは、差し押さえた物品の公売、不要になった町財産の売却、自治体のPRとさまざまな効果があるようです。
私もインターネットオークションをたまに利用します。掘り出し物がいろいろあり、全国どこからでもリーズナブルな値段で購入できます。
一般の会社も販売促進にインターネットオークションを利用しているところがあります。
官公庁の場合、公の団体ということで購入する方も安心感があります。
タイヤロックと併せて、こちらについても是非、今後、導入に向けて検討していただきたいと思います。
また、清水町では平成20年度に滞納処分の執行状況として口座差し押さえ299件、所得税還付金差し押さえ55件、その他不動産などの差し押さえも行っているようですが、今後は、差し押さえたクルマなどを処分することも考え公売・インターネットオークションを検討する価値があると思われます。
以下、4月16日の産経新聞社の記事を引用します。
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霊柩車から1円灰皿まで…官公庁“珍”オークション
2009/04/16 07:24更新
地方自治体がインターネットオークション最大手「ヤフー!オークション」で財産を売却する「官公庁オークション」が14日から始まった。廃校となった小学校の校舎をはじめ、救急車や20年近く使い込んだ霊柩車、1円の灰皿まで役人センスあふれる珍品だらけの出品が目を引く。
官公庁オークションは税金滞納者から差し押さえた財産を売る「インターネット公売」と、自治体保有の財産を売る「公有財産売却」に大別される。ヤフオクで定期的に開催されているが、特に珍品が多いのが「公有財産売却」だ。
競走馬の産地として有名な北海道新冠町では、少子化で廃校となった小学校を土地や職員住宅付きで4校も売り出した。最低売却価格は2180万-6740万円。同町の担当者は「長年、住民の心のよりどころだったので、暴力団や宗教団体(への売却)はお断りします。地域活性化の計画書を提出し、地元へどれだけ貢献してくれるかが条件となります」と語り、落札者のハードルを高く設定している。
1993年登録の救急車を出品したのは埼玉県の幸手市消防本部。すぐに公道を走れるようにサイレンや赤色灯は取り外すが、ストレッチャーだけはおまけで付けた。走行距離は約10万キロと使い込んだだけに最低価格は10万円と控えめだ。
「以前、古い車両を東南アジアの国に無料で譲ろうとしたら、1年近く取りにこなくて困ったので、オークションに出品した。医療機関や民間搬送業者に引き取られ、救急車の適正利用に貢献できれば」(庶務担当)。
霊柩車を出品したのは山梨県韮崎市。「変な話だが、車庫にあったので手っ取り早かった」(契約管財担当)。87年に登録され、2006年2月まで使用した日産グロリアの霊柩車カスタムで、現在は事業が民間委託されて御用済み。車検も切れ、バンパーと側面にヘコミもある。「まだ、きちんと動く。霊柩車なので走行距離も1万4000キロと極端に少ない」(同)という。こちらの最低価格は5万円。
【出品ページで町のPRも】
京都府伊根町からは、ガラスの灰皿が2個出品され、最低価格はなんと1円! 同町総務課の濱野茂樹さんは「いまは庁舎内が全面禁煙なので使わない。前回、100円の値で落札されなかったので1円にした」という。
同町は出品ページのタイトルに「舟屋のまち 伊根町」と入れ、商品説明にも「ふるさと納税募集」のメッセージを載せるなど、さりげなく町をPR。「出品には、町をPRする狙いもあります。出品はタダですからね。ヤフーさんは痛いところを突かれたと思うかもしれないけど」と濱野さん。「落札されない限り1円で出し続ける」というから、長く宣伝できそうだ。
コレクターでもある経済アナリストの森永卓郎さんは「こうした品はマニアが買う。ただ、霊柩車マニアがいるとは思えないが…」としつつも「ネットオークションでは意外な物が売れ、競り合いで高額になることもよくある。とりあえず実害はないので売れる物は何でも売ればいいと思う。かんぽの宿みたいな売り方よりオープンで、よっぽどいい」と話している。
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以上、引用を終わりますが、
インターネットオークションは、差し押さえた物品の公売、不要になった町財産の売却、自治体のPRとさまざまな効果があるようです。
私もインターネットオークションをたまに利用します。掘り出し物がいろいろあり、全国どこからでもリーズナブルな値段で購入できます。
一般の会社も販売促進にインターネットオークションを利用しているところがあります。
官公庁の場合、公の団体ということで購入する方も安心感があります。
タイヤロックと併せて、こちらについても是非、今後、導入に向けて検討していただきたいと思います。
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 07:07
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