2019年12月03日
<一般質問>多胎児育児への支援を
下記、一般質問原稿掲載
(実際の質問、答弁と全く同じではありません)
***
2018年1月11日19時ごろ、愛知県豊田市に住む三つ子の母(当時29歳)が、自宅で生後11カ月の次男が泣きやまないことに腹を立て、床に2回たたきつけるという事件がありました。次男は病院に運ばれましたが、同26日に脳損傷により亡くなりました。母は殺人未遂容疑で逮捕されました。
19年3月、一審・名古屋地裁岡崎支部の裁判員裁判は懲役3年6カ月の判決を言い渡しました。被告側は判決を不服として控訴しましたが、二審・名古屋高裁は9月24日、控訴を棄却しました。
裁判を通じて双子や三つ子といった「多胎」育児の過酷さが明らかになりました。
2019年9月22日の朝日新聞の記事によりますと
***
ミルクは3人あわせて日に最低24回。寝る暇もなく、同時に泣かれるとどうやってあやせばいいかわからない……。裁判では多胎育児の過酷さが語られ、母親が負担の大きい三つ子の育児をひとりで抱え込み、犯行時は産後うつの状態だったことが明らかになった。
事件後、外部検証委員会がまとめた報告書では、同市が「多胎妊娠に対する支援体制が欠如し、出産後も多胎育児に対する問題意識が希薄だった」と指摘。母親が出産や育児に不安を抱えていることを把握しながら、要支援妊婦と判断しなかったことが明らかになった。
報告書によると、母親が抱える問題を市の担当部署が把握していたが、対応は不十分だった。集団健診を担当した医師や職員は、虐待を疑う状況を把握したが、介入の重要性を認識しなかった。出産後の保健師による家庭訪問で把握された育児の問題点は、この健診の場で共有されなかった。さらに、家庭訪問した保健師も多胎育児に関する悩みを引き出すことができず、母親の相談相手として認識されなかった。
***
とのことであります。
私も二人の子を子育て中でありますが、乳児の時期は、単胎児でも負担が大きいです。
私も子育てについては、特別なことをしているわけでは、ありませんが、一人の子を育てるにも夫婦で協力するのはもちろん、おじいちゃん、おばあちゃんも含め、ラグビーではありませんが、ワンチームで取り組まないととてももたないと感じました。
近くにおじいちゃんおばあちゃんが住んでいたり、同居や二世帯住宅であれば、連携して対応しやすいと思いますが、そうした親族が県外など近くに住んでいない場合は、さらに負担が増えます。
それが双子や三つ子などの多胎児となったら、もう自助や共助だけではなく、公助のサポートが絶対必要です。
一般社団法人日本多胎支援協会の「多胎育児家庭の虐待リスクと家庭訪問型支援の効果等に関する調査研究」平成30 年3 月(厚生労働省 平成29 年度子ども・子育て支援推進調査研究事業)によると多胎育児家庭の虐待死は、単胎育児家庭と比べて 2.5~4.0 倍と指摘されています。
日本の多胎児の分娩件数に占める割合は、2017年は1.04%となっています。
ただ、わが国の出生数に占める多胎児の割合は、母親の年齢が30歳以上になると2.0%を超え、40~44歳では2.71%、45歳以上で は5.95%にのぼります。
多胎児は単胎児に比べて低出生体重児の割合が多く(単胎児(2017年:8.17%)に比べて多胎児(2017年:71.65%))、低出生体重児特有の支援が必要となる場合がありますが、同時に2人以上の妊娠・出産・育児をすることに伴う、身体的・精神的な負担や経済的な問題、社会からの孤立など、多胎児ならではの困難さに直面する保護者も少なくありません。
多胎児は妊娠届出時から把握でき、出産や育児に伴う困難を予想した支援を行うことが可能です。市区町村において、地域の医療機関や育児支援の関係機関等とも連携しながら、妊娠中から切れ目のない支援を行う必要があります。
全国の自治体をみると、多胎児家庭支援事業を行っている事例が見られます。
≪三島市≫
三島市では、多胎児等を養育する保護者の産前産後の生活や、子育ての身体的および精神的負担の軽減を図るとともに、子どもの健全な発達を支援することを目的として、保育士の資格を持つ「みしまめ育児サポーター」が対象の家庭を訪問して育児をサポートする事業を行っています。
双子ちゃんや三つ子ちゃんのいる家庭や2歳未満の乳幼児を2人以上養育している家庭に保育士が訪問し、子育てをサポートします。利用は無料です。
<育児サポートの内容>
・育児に関する相談
・授乳、離乳食の補助
・おむつ交換や着替え及び沐浴の補助
・通院や健診の際の付き添い など
<利用対象者および利用期間>
〇第2子以降の多胎児を妊娠しているママ
1回当たり原則2時間以内で出産までの間の16時間以内
〇1歳未満の多胎児を養育している保護者
1日1回原則2時間以内で週2回
〇1歳から2歳未満の多胎児を養育している保護者
1日1回原則2時間以内で週1回
〇2歳から3歳の誕生月までの多胎児を養育している保護者
1日1回原則2時間以内で月2回まで
〇満2歳未満の2人以上の乳幼児を養育している保護者
1日1回原則2時間以内で週1回
≪枚方市≫
多胎児(ふたごや三つ子など)を養育している家庭にヘルパーを派遣し、育児や家事を支援します。
多胎児が生まれてから3歳に達する日の前日まで。年末年始(12月29日~1月3日)を除く。
時間は午前9時から午後5時まで。1 回につき2時間、かつ、多胎児の誕生日から起算して、1年ごとに最大10回まで無料。
ヘルパーがお宅を訪問し、保護者が日常的に行っている多胎児の育児や家事をお手伝いします。
(保護者がいない場所での援助活動は行いません)
★育児援助 …授乳、おむつ交換、もく浴補助の他、日常的な育児。
※含まれないもの…離乳食の調理、多胎児以外の兄弟姉妹の育児など。
★家事援助 …食事の準備・後片付け、居宅等の掃除・整理整頓、衣類の洗濯・補修、生活必需品の
買い物の他、日常的な家事。
なお、訪問前(退去後)に買い物などの援助を頼む場合、援助の開始時刻(終了時刻)はヘルパーが事業所を出た時刻(事業所に戻った時刻)となります。
※含まれないもの…大きな物の買い物、大掃除、浴室のカビ取り、換気扇掃除、網戸洗い、窓ふき、庭仕事、アイロンがけ、留守番、通院の同行、兄弟姉妹の外出送迎など。
枚方市では、1歳以上3歳未満の多胎児を育てている家庭を対象に、多胎児(ふたごや三つ子など)を養育している家庭がファミリー・サポート・センターを利用する際の利用料を補助しています。
多胎児の1歳の誕生日から3歳に達する日の前日まで。年末年始(12月29日~1月3日)を除く。
補助限度は1歳・2歳の1年ごとに20時間分までで、利用料を全額補助。
ファミリー・サポート・センターは、清水町にもありまして、「子育てを応援したい人」と「子育てを応援してほしい人」が会員になり、助けたり、助けられたりして育児の援助活動を行うことにより、仕事と育児の両立を支援し、地域社会全体で、安心してゆとりのある子育てができる環境づくりを目指していきます。私も平成18年から「まかせて会員」として活動しています。
枚方市は、平日(午前7時から午後8時まで)1時間当たり800円
≪岐阜市≫
多胎児家庭サポート事業
ふたご、みつごの先輩ママである「ピアサポーター」が家庭訪問や乳幼児健康診査の会場で、多胎児の子育ての相談に応じます。
〇ピアサポーターが多胎児家庭を訪問し、多胎育児経験者としてご相談をお受けし、育児のアドバイスなどを行います。
〇ピアサポーターが乳幼児健康診査の場で保護者の子育て相談に応じ、保護者のサポートを行います。
他、荒川区では0歳児から2歳児までの多胎児を養育する家庭に対して、
〇タクシー利用料の全額を助成 限度額2万円
〇一時保育等利用料の半額を補助 限度額2万円(4万円分の利用まで)
などを行っています。
他にも多胎児育児支援業を行っている自治体がありますが、多くはこれまで上げたような保育士やヘルパーの派遣事業、ファミリー・サポート・センターの利用料の無料や減免といった内容です。
私も自分の2人のこどもがいますが、それぞれ同級生に双子の子がいまして、親御さんにお話を伺い、また、それ以外にも双子を育てている親御さんに何人かお話を伺いました。
どのようなサポートが必要か伺ったところ、やはり、ヘルパーの派遣、一時保育、ファミサポの利用の支援、子どもが病気をした際のサポートの重要性を感じました。
以前、病児保育の必要性を議会で提案しました。
たまに病気をする子なら、親が仕事を休んで対応できる話ですが、病弱な子・頻繁に病気になる子や母親や父親のみの世帯の方、双子や三つ子などの多胎児の家庭では、有効な支援策になると思われます。
また、紙おむつの消費量が膨大で、紙おむつ代の補助制度などを上げた方もいました。
清水町では、現在、年間、250人ほどの出生数がいますので、統計から推察すると1年に2~3世帯の多胎児の家庭がいると思われます。
就学前まで支援するとしても対象となるのは、20世帯ほどであると思われます。
支援の内容にもよりますが、町の負担もそれほど大きくはならないと思います。
当町として、先ほど紹介した先進自治体の事例なども参考に、何らかの積極的な支援策を検討すべきと考えますが、町の考えを伺います。
【答弁】こども未来課長
多胎児の育児に係る保護者の負担、また、その困難さは、察するに余りあるものと承知しております。
本町では、産後ヘルパー利用助成事業におきまして、助成期間や回数など、優遇措置は設けておりますので、この周知に努めていくとともに、多胎児家庭の需要状況や、どのようなサポートが有効なのか、調査・研究してまいりたいと考えております。
(実際の質問、答弁と全く同じではありません)
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2018年1月11日19時ごろ、愛知県豊田市に住む三つ子の母(当時29歳)が、自宅で生後11カ月の次男が泣きやまないことに腹を立て、床に2回たたきつけるという事件がありました。次男は病院に運ばれましたが、同26日に脳損傷により亡くなりました。母は殺人未遂容疑で逮捕されました。
19年3月、一審・名古屋地裁岡崎支部の裁判員裁判は懲役3年6カ月の判決を言い渡しました。被告側は判決を不服として控訴しましたが、二審・名古屋高裁は9月24日、控訴を棄却しました。
裁判を通じて双子や三つ子といった「多胎」育児の過酷さが明らかになりました。
2019年9月22日の朝日新聞の記事によりますと
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ミルクは3人あわせて日に最低24回。寝る暇もなく、同時に泣かれるとどうやってあやせばいいかわからない……。裁判では多胎育児の過酷さが語られ、母親が負担の大きい三つ子の育児をひとりで抱え込み、犯行時は産後うつの状態だったことが明らかになった。
事件後、外部検証委員会がまとめた報告書では、同市が「多胎妊娠に対する支援体制が欠如し、出産後も多胎育児に対する問題意識が希薄だった」と指摘。母親が出産や育児に不安を抱えていることを把握しながら、要支援妊婦と判断しなかったことが明らかになった。
報告書によると、母親が抱える問題を市の担当部署が把握していたが、対応は不十分だった。集団健診を担当した医師や職員は、虐待を疑う状況を把握したが、介入の重要性を認識しなかった。出産後の保健師による家庭訪問で把握された育児の問題点は、この健診の場で共有されなかった。さらに、家庭訪問した保健師も多胎育児に関する悩みを引き出すことができず、母親の相談相手として認識されなかった。
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とのことであります。
私も二人の子を子育て中でありますが、乳児の時期は、単胎児でも負担が大きいです。
私も子育てについては、特別なことをしているわけでは、ありませんが、一人の子を育てるにも夫婦で協力するのはもちろん、おじいちゃん、おばあちゃんも含め、ラグビーではありませんが、ワンチームで取り組まないととてももたないと感じました。
近くにおじいちゃんおばあちゃんが住んでいたり、同居や二世帯住宅であれば、連携して対応しやすいと思いますが、そうした親族が県外など近くに住んでいない場合は、さらに負担が増えます。
それが双子や三つ子などの多胎児となったら、もう自助や共助だけではなく、公助のサポートが絶対必要です。
一般社団法人日本多胎支援協会の「多胎育児家庭の虐待リスクと家庭訪問型支援の効果等に関する調査研究」平成30 年3 月(厚生労働省 平成29 年度子ども・子育て支援推進調査研究事業)によると多胎育児家庭の虐待死は、単胎育児家庭と比べて 2.5~4.0 倍と指摘されています。
日本の多胎児の分娩件数に占める割合は、2017年は1.04%となっています。
ただ、わが国の出生数に占める多胎児の割合は、母親の年齢が30歳以上になると2.0%を超え、40~44歳では2.71%、45歳以上で は5.95%にのぼります。
多胎児は単胎児に比べて低出生体重児の割合が多く(単胎児(2017年:8.17%)に比べて多胎児(2017年:71.65%))、低出生体重児特有の支援が必要となる場合がありますが、同時に2人以上の妊娠・出産・育児をすることに伴う、身体的・精神的な負担や経済的な問題、社会からの孤立など、多胎児ならではの困難さに直面する保護者も少なくありません。
多胎児は妊娠届出時から把握でき、出産や育児に伴う困難を予想した支援を行うことが可能です。市区町村において、地域の医療機関や育児支援の関係機関等とも連携しながら、妊娠中から切れ目のない支援を行う必要があります。
全国の自治体をみると、多胎児家庭支援事業を行っている事例が見られます。
≪三島市≫
三島市では、多胎児等を養育する保護者の産前産後の生活や、子育ての身体的および精神的負担の軽減を図るとともに、子どもの健全な発達を支援することを目的として、保育士の資格を持つ「みしまめ育児サポーター」が対象の家庭を訪問して育児をサポートする事業を行っています。
双子ちゃんや三つ子ちゃんのいる家庭や2歳未満の乳幼児を2人以上養育している家庭に保育士が訪問し、子育てをサポートします。利用は無料です。
<育児サポートの内容>
・育児に関する相談
・授乳、離乳食の補助
・おむつ交換や着替え及び沐浴の補助
・通院や健診の際の付き添い など
<利用対象者および利用期間>
〇第2子以降の多胎児を妊娠しているママ
1回当たり原則2時間以内で出産までの間の16時間以内
〇1歳未満の多胎児を養育している保護者
1日1回原則2時間以内で週2回
〇1歳から2歳未満の多胎児を養育している保護者
1日1回原則2時間以内で週1回
〇2歳から3歳の誕生月までの多胎児を養育している保護者
1日1回原則2時間以内で月2回まで
〇満2歳未満の2人以上の乳幼児を養育している保護者
1日1回原則2時間以内で週1回
≪枚方市≫
多胎児(ふたごや三つ子など)を養育している家庭にヘルパーを派遣し、育児や家事を支援します。
多胎児が生まれてから3歳に達する日の前日まで。年末年始(12月29日~1月3日)を除く。
時間は午前9時から午後5時まで。1 回につき2時間、かつ、多胎児の誕生日から起算して、1年ごとに最大10回まで無料。
ヘルパーがお宅を訪問し、保護者が日常的に行っている多胎児の育児や家事をお手伝いします。
(保護者がいない場所での援助活動は行いません)
★育児援助 …授乳、おむつ交換、もく浴補助の他、日常的な育児。
※含まれないもの…離乳食の調理、多胎児以外の兄弟姉妹の育児など。
★家事援助 …食事の準備・後片付け、居宅等の掃除・整理整頓、衣類の洗濯・補修、生活必需品の
買い物の他、日常的な家事。
なお、訪問前(退去後)に買い物などの援助を頼む場合、援助の開始時刻(終了時刻)はヘルパーが事業所を出た時刻(事業所に戻った時刻)となります。
※含まれないもの…大きな物の買い物、大掃除、浴室のカビ取り、換気扇掃除、網戸洗い、窓ふき、庭仕事、アイロンがけ、留守番、通院の同行、兄弟姉妹の外出送迎など。
枚方市では、1歳以上3歳未満の多胎児を育てている家庭を対象に、多胎児(ふたごや三つ子など)を養育している家庭がファミリー・サポート・センターを利用する際の利用料を補助しています。
多胎児の1歳の誕生日から3歳に達する日の前日まで。年末年始(12月29日~1月3日)を除く。
補助限度は1歳・2歳の1年ごとに20時間分までで、利用料を全額補助。
ファミリー・サポート・センターは、清水町にもありまして、「子育てを応援したい人」と「子育てを応援してほしい人」が会員になり、助けたり、助けられたりして育児の援助活動を行うことにより、仕事と育児の両立を支援し、地域社会全体で、安心してゆとりのある子育てができる環境づくりを目指していきます。私も平成18年から「まかせて会員」として活動しています。
枚方市は、平日(午前7時から午後8時まで)1時間当たり800円
≪岐阜市≫
多胎児家庭サポート事業
ふたご、みつごの先輩ママである「ピアサポーター」が家庭訪問や乳幼児健康診査の会場で、多胎児の子育ての相談に応じます。
〇ピアサポーターが多胎児家庭を訪問し、多胎育児経験者としてご相談をお受けし、育児のアドバイスなどを行います。
〇ピアサポーターが乳幼児健康診査の場で保護者の子育て相談に応じ、保護者のサポートを行います。
他、荒川区では0歳児から2歳児までの多胎児を養育する家庭に対して、
〇タクシー利用料の全額を助成 限度額2万円
〇一時保育等利用料の半額を補助 限度額2万円(4万円分の利用まで)
などを行っています。
他にも多胎児育児支援業を行っている自治体がありますが、多くはこれまで上げたような保育士やヘルパーの派遣事業、ファミリー・サポート・センターの利用料の無料や減免といった内容です。
私も自分の2人のこどもがいますが、それぞれ同級生に双子の子がいまして、親御さんにお話を伺い、また、それ以外にも双子を育てている親御さんに何人かお話を伺いました。
どのようなサポートが必要か伺ったところ、やはり、ヘルパーの派遣、一時保育、ファミサポの利用の支援、子どもが病気をした際のサポートの重要性を感じました。
以前、病児保育の必要性を議会で提案しました。
たまに病気をする子なら、親が仕事を休んで対応できる話ですが、病弱な子・頻繁に病気になる子や母親や父親のみの世帯の方、双子や三つ子などの多胎児の家庭では、有効な支援策になると思われます。
また、紙おむつの消費量が膨大で、紙おむつ代の補助制度などを上げた方もいました。
清水町では、現在、年間、250人ほどの出生数がいますので、統計から推察すると1年に2~3世帯の多胎児の家庭がいると思われます。
就学前まで支援するとしても対象となるのは、20世帯ほどであると思われます。
支援の内容にもよりますが、町の負担もそれほど大きくはならないと思います。
当町として、先ほど紹介した先進自治体の事例なども参考に、何らかの積極的な支援策を検討すべきと考えますが、町の考えを伺います。
【答弁】こども未来課長
多胎児の育児に係る保護者の負担、また、その困難さは、察するに余りあるものと承知しております。
本町では、産後ヘルパー利用助成事業におきまして、助成期間や回数など、優遇措置は設けておりますので、この周知に努めていくとともに、多胎児家庭の需要状況や、どのようなサポートが有効なのか、調査・研究してまいりたいと考えております。