2009年05月23日

<高周波>迷惑行為の若者撃退@足立区

下記、19日の毎日新聞

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<高周波>迷惑行為の若者撃退…自治体初、足立区が設置へ
                    (毎日新聞 - 05月19日 10:32)

 深夜の公園で騒いだり物を壊したりする若者を撃退しようと、東京都足立区が21日、若者にしか聞こえない周波数の高い音を発する装置を実験的に設置する。不快な金属音に聞こえ、作動後、早ければ2~3分で若者がいたたまれなくなるという。英国製で日本の総代理店「メルク」(千代田区)によると、コンビニエンスストアを中心にこの1年で二十数台を売り上げたが、自治体が設置するのは初めて。

 設置されるのは足立区鹿浜3の区立北鹿浜公園。区によると、深夜に若者が集まって騒ぎ、近所から苦情が絶えないうえ、洗面所の蛇口が壊されるなど年70万円もの被害がある。区は07年度から、年300万円で区立公園の深夜パトロールを警備会社に委託してきたが、職員の発案で装置の設置に踏み切った。

 メルクによると、人は加齢とともに高い周波数の音が聞こえにくくなり、17キロヘルツ以上は10代~20代前半の若者にだけよく聞こえるという。これを利用し、キンキンと金属音に似た高周波の音を出して、迷惑行為をする若者を撃退する。音は前方60度の範囲で最大約40メートルまで届く。区公園管理課が実験したところ、40代以上の職員は耳を当てても何も聞こえなかったが、20代前半の職員は約20メートル離れても聞こえたという。

 蚊が飛んでいるようにも聞こえるので、装置名は「若者たむろ防止装置 モスキート」。1台約20万円だが、メルクが宣伝効果を期待して1年間、区に無料で貸与した。区はタイマーを使って午後11時~午前5時ごろに作動させる考えだ。

 特定の世代をターゲットに公共空間の使用を制限するだけに反発も予想されるが、増田治行・公園管理課長は「地元は本当に困っている。設置するしかない」と説明する。区は効果と地元の意向次第で他の公園でも設置を検討しているが、既に「近所の公園にも」と要望が相次ぎ、他自治体や警察からも問い合わせがあるという。

 05年に装置を開発した英国人研究者は06年、ユーモアがあり独創的な研究をたたえるイグ・ノーベル賞を受賞した。【合田月美】

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担当課に確認したところ
清水町には、特に深夜に若者が騒いで近所に迷惑をかけている
公園などの施設はないという。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 22:47 │建設・都市計画

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