2011年04月10日

<統一地方選挙>広がる自粛ムード 選挙運動に影響

下記、3月19日の静岡新聞

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広がる自粛ムード 選挙運動に影響
静岡新聞(3/19 08:14)

 統一地方選の告示に向け支持拡大に懸命な立候補予定者が東日本大震災に配慮し、自粛ムードを強めている。総決起大会を中止したり、選挙カーでの連呼の取りやめを検討する陣営も出てきた。甚大な津波被害に加え、福島第1原発の事故で懸命の対応が続く。関係者からは「危機管理の在り方も見直す大切な選挙だが、有権者には選挙どころでないという雰囲気がある…。どう戦っていいのか」との声も上がる。

▼身動きできず
 「被災地を思うと大勢で集まってやる雰囲気ではない。原発事故もあり自分自身も切ない」
 三島市選挙区から県議選(4月1日告示、10日投票)に立候補する現職は、今月下旬の後援会の集いと政党演説会を中止した。同選挙区の新人も街頭演説を控え、支援者回りに専念する。「今、選挙のお願いをしたら『自分のことばかり考えている』とひんしゅくを買う。焦る気持ちはあるが、身動きできない」と困惑する。
 県東部では計画停電の影響もあるだけに、こうした雰囲気は地域密着の市議選にも広がる。
 県議選田方郡選挙区や伊豆の国市選挙区などでも、集会の中止が相次いだ。中止した立候補予定者の1人は「計画停電の影響で節電に協力しないといけない」とし、当面は代替集会も開かない。中には、節電で会場に予定していた市の施設に利用制限がかかり、開催不可能になった陣営もある。
 一方、「かなり前から告知していて中止の連絡が徹底できない」と17日夜に開催に踏み切った立候補予定者。会場の照明を3分の1以下に落として暖房も付けず、冒頭に全員で黙とうを捧げた。

▼原点に返る
 県議選に出馬予定の静岡市のベテラン現職は複数の企業で予定していた朝礼などでのあいさつを見送った。東北に取引先がある茶業や部品関連企業などは「被災地を思い、喪に服している」という。
 大震災を受けて戦略を転換したのは浜松市の現職。全力を挙げてきたつじ立ちを控え、会社訪問を強化した。防災対策の現状や課題を説明し、どう力を入れるかを強調している。
 別の浜松市の現職は選挙の原点に返るべきだと訴える。「選挙カーでガソリンをまき散らしながら名前を連呼するのは自粛すべきだ。つじ立ちや立ち会い演説で主張を訴える方がずっといい」

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統一地方選挙の前半戦。
震災の影響で新人にはやりにくい選挙になった。

そんな中、全国で自分の仲間がこの選挙戦を戦っている。
吉報を静かに待ちたいと思う。

(その2)
今日は、長沢区の定期総会。
冒頭、震災でなくなった方への黙祷を1分間する。
来賓挨拶で改めて防災対策の見直しの必要性を話す。



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 21:07 │選挙

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