2010年04月15日

<山田宏・杉並区長>「日本よい国」構想(2)

山田区長の著書『「日本よい国」構想』の中で
いくつか新党が狙いとする政策が掲げられているので
紹介すると

まず、「教育」。
明治以来の画一的な教育では限界があり、
江戸期のように、さまざまな学校や塾が林立し、
それぞれの天分に応じて学ぶべき場所を見つける。

多種多様な教育機関が法的に「学校」と認められる
「百花繚乱の学校」という姿を実現すべき。

高等教育にも力を入れ、
実用性の高い研究と同時に、
基礎研究分野にも思い切った国費を投じるなど
「世界一の大学づくり」を目標にする。
総合大学よりも、専科大学や専門学校の充実に努めるべき。

「首相公選制」の導入。
日本の首相は20年間で14人を数える。
在任期間は一人2年弱。
これでは国家経営が成り立たない。

知事や首長で特徴的な業績を上げている人がでるのは、
その資質に加えて任期が最低でも1期4年あるからである。

国家経営のリーダーシップを確立し、
国民に対して直接責任を負える政治を実現する。
また、併せて天皇の地位を明確にするために
「元首は天皇」と憲法に明記する。

「道州制」の導入。
昔の貧しかった時代は、
「欧米に追いつけ追い越せ」という目標で
中央集権体制が必要とされていたが
今は違う。

中央政府には外交、防衛、司法、国家としての教育政策、
通貨政策などを残し、その他の仕事は道州など地方の仕事とする。

道州は、1国のように経営され、国の徴税権が移譲する。
税金の使い方をなるべく国民の目が届きやすいところで決め、
税金が有効に使われる。

他にも家族の絆を大切にするような政策もあるが、
とりあえず以上。

山田区長は、夏の参議院議員選挙には出馬しないそうだ。

もともとは、27歳で都議に当選し、2期務め、
その後、日本新党で前原、枝野、野田、中田各氏と同期で
平成5年に衆議院議員となり、
平成11年から杉並区長だ。

区長1期目の平成15年に
「杉並区長の在任期間に関する条例」という
任期を3期まででこれを超えないように努めるべきとの条例を作った。

だから来年の統一地方選挙で区長はやめ。
次は、都知事?
そして首相公選制になって総理を目指す?



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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 23:36 │選挙

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