＜新型インフル＞インフルエンザ情報＠清水町

下記、町長からの議長宛の報告事項

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成21年10月19日
インフルエンザ情報

１　インフルエンザの流行状況

　インフルエンザの流行が全国的にピークを迎え、死者も10月16日現在で
死者26人、7月上旬から273万人が感染したと推定されている。現在流行し
ているインフルエンザの大半は、新型インフルエンザとされており、この
インフルエンザの特徴としては、感染力は非常に強いものの、死亡率は
季節性インフルエンザと同程度であること、20歳以下の者に感染者が集中している
ことが挙げられます。当町においても、正確は数値は把握できないものの、
当町教育委員会で把握している学校、保育所における罹患率は下記のとおり
です。

　学校・保育所の状況（10月16日現在）

　小学校　4人　南小学校学級閉鎖（10月16日）
　中学校　21人　南中学校学級閉鎖（10月9日）
　幼稚園　18人　南幼稚園学級閉鎖（10月13-16）
　保育所（しいの木含む）　2人
　合計　45人


２　町の対応

　当町におきましては、インフルエンザの流行が10月にピークに達するとの
予想を受けて、9月30日に第6回新型インフルエンザ対策本部会を開催し、
新型インフルエンザの特性を勘案し、下記事項を決定いたしました。

　今後の対応方針

　方針１　イベント、集会については、大規模な社会的規制は実施せず、
　　　　弾力的な対応へと変更する。（各課共通）

　方針２　インフルエンザと診断された職員は直ちに所属長に連絡を入れ、
　　　　所属長は総務課人事係に報告すること。また、引き続き、職員の
　　　　出勤前の検温を実施する。（総務課）

　方針３　国が示した優先ワクチン接種対象者である妊婦の者、基礎疾患
　　　　のある者、１歳から就学前の小児や１歳未満の小児の両親に対し、
　　　　ワクチン接種等の感染防止の周知や町民からの基本的な相談につ
　　　　いて対応する。（健康づくり課）

　方針４　引続き国や県の正確な情報を入手し、町ホームページやチラシ
　　　　等で迅速かつ的確な情報提供を行う。（安全安心課・健康づくり課）

　方針５　町の各施設の出入口等に来場（庁）者用の消毒液を引続き配備
　　　　する。（各施設管理課）

　方針６　職員（臨時職員であっても常勤雇用の者を含む）について、基
　　　　礎疾患を有する者を把握する。（総務課）

　方針７　流行のピーク時において、一度に多くの職員が感染し、通常業務
　　　　や町民への窓口業務等に支障をきたすことが考えられることから、
　　　　他課の職員の応援体制や窓口の縮小化等について準備する。（総務課）

　※本方針は、今後、インフルエンザに対するに国の対応方針の変更等状況に
　　変化があった場合は、速やかに町の対応を見直し、実施すること。


３　学校・保育所における主な感染予防対策

　・速やかな医療機関への受診
　・感染が判明した場合は速やかに学校へ報告すること
　・家庭における自主的な検温の実施
　・家庭における健康管理（手洗い・うがい等の励行）
　・１割を超す罹患者が発生した場合は学級閉鎖とすること。


４　ワクチン接種

　・国においては、ワクチン優先接種の方針に基づき、医療従事者、重症化（喘息、
　　糖尿病など持病がある者）しやすい者、妊婦等の優先順位が定められたところで
　　あります。
　・生活保護・住民税非課税世帯のワクチン接種の費用は、公費負担することと
　　なっております。