2017年05月17日
< 土屋優行 副知事>伊豆半島地域の創生に向けて
昨日は、三島市民文化会館で東部MICE振興議員ネットワークの勉強会があり参加。
伊豆半島地域の創生に向けて
~世界から賞賛され続ける伊豆半島を目指して~
と題して土屋優行 副知事のお話を伺う。

土屋副知事は、下田市出身。東北大法学部を卒業し、
53年4月に静岡県に採用。
経営管理部長(平成24年)、経済産業部長(26年)、
賀茂振興局長兼政策調整監(27年)などを歴任し、
同年8月に伊豆半島担当の副知事に就任した。
土屋副知事は、まず、伊豆半島地域(7市8町、沼津市・長泉町・三島市以南)の位置づけを
静岡市と浜松市との比較で説明をする。
<浜松市>
人口 797,980人
面積 2558.06平方km
GDP 2兆7,773億円
<静岡市>
人口 704,989人
面積 1311.90平方km
GDP 3兆452億円
<伊豆半島(7市8町)>
人口 669,585人
面積 1578.84平方km
GDP 2兆4,091億円
※人口 平成27年国勢調査
※GDP 県統計調査課「しずおかけんの地域経済計算(平成26年度)」
伊豆半島は、面積では浜松市とほぼ同じ、
人口では静岡市と近く、
GDPでは静岡市は、支店が多いので高いが、
浜松市とは近い。
こうしたことから伊豆半島地域全体の圏域規模は、
静岡市や浜松市と遜色ない。
また、ディスティネーションキャンペーン(DC)について説明がある。
下記、3月25日の静岡新聞参照
****************
大型観光企画、静岡県で 19年春、JRや自治体など
静岡新聞(2017/3/25 07:57)
JRグループ6社と自治体、観光事業者らが協働で全国展開する大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」の2019年春の開催地に静岡県全域が採択された。静岡県が24日、発表した。19年ラグビーワールドカップの本番直前、20年東京五輪・パラリンピック1年前の時期に重なり、県は静岡DCを契機に一層の誘客促進を図る。
キャンペーン期間は19年4~6月。本番1年前の18年度にプレキャンペーン、1年後の20年度にアフターキャンペーンも展開し、3年計画で静岡県の観光資源を売り込む。
DC開催地はJR側が決定し、JRグループや旅行会社が地元とともに集中PRする。県観光振興課は県内各地でDMO(地域観光の戦略を練る組織)が動き始めていることから、「地域で魅力ある観光商品を作り、DCを使って全国に流通させていきたい」と期待を掛ける。
6月に県大型観光キャンペーン協議会(会長・川勝平太知事)内にDC推進部会を設置し、推進体制の整備や機運醸成、キャッチフレーズの検討などに取り掛かる。
本県がDCに選ばれるのは00年以来、19年ぶり3回目。過去には1992年10~12月に「ビタミンシャワーしずおか」、2000年4~6月に「OPEN!しずおか」のキャッチフレーズで開催された。
****************
<準備等スケジュール>
平成29年度 基本計画策定、実施計画策定
平成30年度 プレDC 全国販売推進宣伝会議
平成31年4~6月 DC本番
平成32年度 アフターDC
魅力ある観光地として認知度定着
<具体的な取組>
受入対策
(1)オープニングイベント
○オープニング記念セレモニー
(2)新たな観光素材
○地元産品を活用した駅弁提供(めはり寿司弁当など)
○夜間観光(ライトアップ)
(3)二次交通の向上
○アクセスバスの臨時運行
誘客宣伝
(1)旅行商品拡大とPR
○全国販売促進会議の開催
(2)旅行商品の設定
○フリーきっぷ、個人旅行商品
(3)各種メディアを活用した情報発信
また、本DCが開催される前の2月6日~10日までの5日間
2019トラック自転車競技世界選手権大会が開催される。
同大会は、すべての選手がその年の目標に据えているトラック自転車競技の年間最重要イベントであるとともに、
1893年に第1回大会が開催されるなど、歴史とともに権威のある大会
オリンピックのトラック自転車競技は男女5種目ずつで参加選手は200人弱を想定しているが、
世界選手権大会は、男子10種目女子9種目で300人強の参加者を想定している。
チケット販売数はロンドン大会の実績で2012年オリンピックで37,960枚に対して、
2016世界選手権では50,000枚超となった。
日本一を誇る静岡県の伝統あるわさび栽培の
日本および世界農業遺産の認定を目指す。
<農業遺産とは?>
○世界及び日本において重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域を認定
○世界農業遺産
国連食糧農業機関(FAO)が認定
現在、日本では8地域が認定
(静岡県では掛川周辺地域の「茶草場農法」が平成25年に認定)
○日本農業遺産(平成28年創設)
農林水産省が認定
<申請の概要>
○申請名称 静岡水わさびの伝統栽培
○静岡県は、豊かな森から生まれる豊富な湧水を活用し、江戸時代から伝統的な栽培が続くわさび栽培発祥の地
○県内産地で独自の栽培技術が開発され、持続可能な農法が確立
○静岡県の産出額シェアは70%を占め日本一
(県内における伊豆の栽培面積及び生産量シェアは約8割)
○わさび田は豊かな生態系を有し、わさびは和食文化に貢献
○優れた景観は、今後、観光資源としても重要
○29年3月、日本農業遺産認定→世界農業遺産認定を目指す
伊豆半島地域の創生に向けて
~世界から賞賛され続ける伊豆半島を目指して~
と題して土屋優行 副知事のお話を伺う。
土屋副知事は、下田市出身。東北大法学部を卒業し、
53年4月に静岡県に採用。
経営管理部長(平成24年)、経済産業部長(26年)、
賀茂振興局長兼政策調整監(27年)などを歴任し、
同年8月に伊豆半島担当の副知事に就任した。
土屋副知事は、まず、伊豆半島地域(7市8町、沼津市・長泉町・三島市以南)の位置づけを
静岡市と浜松市との比較で説明をする。
<浜松市>
人口 797,980人
面積 2558.06平方km
GDP 2兆7,773億円
<静岡市>
人口 704,989人
面積 1311.90平方km
GDP 3兆452億円
<伊豆半島(7市8町)>
人口 669,585人
面積 1578.84平方km
GDP 2兆4,091億円
※人口 平成27年国勢調査
※GDP 県統計調査課「しずおかけんの地域経済計算(平成26年度)」
伊豆半島は、面積では浜松市とほぼ同じ、
人口では静岡市と近く、
GDPでは静岡市は、支店が多いので高いが、
浜松市とは近い。
こうしたことから伊豆半島地域全体の圏域規模は、
静岡市や浜松市と遜色ない。
また、ディスティネーションキャンペーン(DC)について説明がある。
下記、3月25日の静岡新聞参照
****************
大型観光企画、静岡県で 19年春、JRや自治体など
静岡新聞(2017/3/25 07:57)
JRグループ6社と自治体、観光事業者らが協働で全国展開する大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」の2019年春の開催地に静岡県全域が採択された。静岡県が24日、発表した。19年ラグビーワールドカップの本番直前、20年東京五輪・パラリンピック1年前の時期に重なり、県は静岡DCを契機に一層の誘客促進を図る。
キャンペーン期間は19年4~6月。本番1年前の18年度にプレキャンペーン、1年後の20年度にアフターキャンペーンも展開し、3年計画で静岡県の観光資源を売り込む。
DC開催地はJR側が決定し、JRグループや旅行会社が地元とともに集中PRする。県観光振興課は県内各地でDMO(地域観光の戦略を練る組織)が動き始めていることから、「地域で魅力ある観光商品を作り、DCを使って全国に流通させていきたい」と期待を掛ける。
6月に県大型観光キャンペーン協議会(会長・川勝平太知事)内にDC推進部会を設置し、推進体制の整備や機運醸成、キャッチフレーズの検討などに取り掛かる。
本県がDCに選ばれるのは00年以来、19年ぶり3回目。過去には1992年10~12月に「ビタミンシャワーしずおか」、2000年4~6月に「OPEN!しずおか」のキャッチフレーズで開催された。
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<準備等スケジュール>
平成29年度 基本計画策定、実施計画策定
平成30年度 プレDC 全国販売推進宣伝会議
平成31年4~6月 DC本番
平成32年度 アフターDC
魅力ある観光地として認知度定着
<具体的な取組>
受入対策
(1)オープニングイベント
○オープニング記念セレモニー
(2)新たな観光素材
○地元産品を活用した駅弁提供(めはり寿司弁当など)
○夜間観光(ライトアップ)
(3)二次交通の向上
○アクセスバスの臨時運行
誘客宣伝
(1)旅行商品拡大とPR
○全国販売促進会議の開催
(2)旅行商品の設定
○フリーきっぷ、個人旅行商品
(3)各種メディアを活用した情報発信
また、本DCが開催される前の2月6日~10日までの5日間
2019トラック自転車競技世界選手権大会が開催される。
同大会は、すべての選手がその年の目標に据えているトラック自転車競技の年間最重要イベントであるとともに、
1893年に第1回大会が開催されるなど、歴史とともに権威のある大会
オリンピックのトラック自転車競技は男女5種目ずつで参加選手は200人弱を想定しているが、
世界選手権大会は、男子10種目女子9種目で300人強の参加者を想定している。
チケット販売数はロンドン大会の実績で2012年オリンピックで37,960枚に対して、
2016世界選手権では50,000枚超となった。
日本一を誇る静岡県の伝統あるわさび栽培の
日本および世界農業遺産の認定を目指す。
<農業遺産とは?>
○世界及び日本において重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域を認定
○世界農業遺産
国連食糧農業機関(FAO)が認定
現在、日本では8地域が認定
(静岡県では掛川周辺地域の「茶草場農法」が平成25年に認定)
○日本農業遺産(平成28年創設)
農林水産省が認定
<申請の概要>
○申請名称 静岡水わさびの伝統栽培
○静岡県は、豊かな森から生まれる豊富な湧水を活用し、江戸時代から伝統的な栽培が続くわさび栽培発祥の地
○県内産地で独自の栽培技術が開発され、持続可能な農法が確立
○静岡県の産出額シェアは70%を占め日本一
(県内における伊豆の栽培面積及び生産量シェアは約8割)
○わさび田は豊かな生態系を有し、わさびは和食文化に貢献
○優れた景観は、今後、観光資源としても重要
○29年3月、日本農業遺産認定→世界農業遺産認定を目指す
Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 11:31
│観光・MICE