2025年03月29日

「チーム担任制」実施 清水町立清水小で試験的に

下記、7日の静岡新聞

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「チーム担任制」実施 清水町立清水小で試験的に
2025.03.07 静岡新聞

 清水町は6日、2025年度から町立清水小で、学級担任を1人に固定せず複数教員で分担する「チーム担任制」を試験的に導入すると明らかにした。町議会3月定例会で、松下尚美氏(絆の会)の代表質問に答えた。
 チーム担任制は、教員の負担軽減や子どもたちが相談をしやすい教員を見つけられるといった利点から、全国的に注目。町や県教委によると、同校が導入に意欲を示し、県教委から研究校としての指定を受けた。25年度は県内6市町の小中学校が指定を受けるが、町では同町のみという。
 今回は3~6年生で実施する。1学年約90人を3クラスに分け、4人の教員が担当。教科担任制も取り入れ、掃除や給食などは4人が交代しながら各クラスを受け持つという。1年間実践して児童や保護者、教員の反応を確認。県教委にも情報を寄せながら研究するという。
 吉田剛教育総務課長は「生徒指導案件などについて複数の目で見ることによる早期発見、多面的な子どもへの理解、相談できる教員の増加などの効果が期待される。『安心できる環境』や『居心地のいい学校』がつくられると考えている」と強調した。

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本年度から静岡市などで試行的に始まっている。

これまで担任の先生との相性がよくなくて不登校になるような子供のケースや
逆に若手の先生などで、うまくクラスをまとめられずに休職したりするケースがあったと思うが、
チーム担任制は、そうしたリスクが低減する可能性があるように思われる。
  


Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 19:37教育・学校