<児童虐待>最多2205件 静岡、“地域の見守り”早期発見に
下記、静岡新聞と産経新聞
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児童虐待最多2205件 静岡、“地域の見守り”早期発見に
静岡新聞 6月24日(金)7時59分配信
静岡県が23日公表した2015年度の静岡県内の児童虐待相談件数は2205件(前年度比73件増)で過去最多を更新した。相談経路別で「警察等」「近隣知人」がともに500件を超えた。死亡事案はなく、関係機関や地域の見守り態勢の充実が早期発見、早期対応につながっているとみられる。
全体件数は児童虐待防止法が施行された00年度当時に比べ5倍に増えた。この間、幼い子供が死亡する事件などが起き、虐待への社会的関心が高まったことも件数増の一因とみられる。
虐待の種類別は、子供の目の前でドメスティックバイオレンス(DV)をはたらくなどの心理的虐待が1014件で最多。身体的虐待638件、ネグレクト(育児放棄)526件と続いた。
被虐待児の年齢別は小学生が836件(37・9%)が最も多かった。ただ、重篤な事態に発展しやすい3歳未満と3歳以上学齢前の合計は930件で4割を超えた。乳幼児期は育児ストレスを抱えた母親から虐待を受けるケースがあり、県は「妊婦ケアなどの強化が一層欠かせない」としている。
主たる虐待者は実母1278件(58・0%)、実父706件(32・0%)など。
こども家庭課によると、今年2月、県内の高校生の男女が生後間もない男児を窒息死させた疑いで逮捕されたケースについては乳児が発覚時に死亡していたため、件数に算入していない。
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静岡の児童虐待相談最多2205件 昨年度 死亡事案はゼロ
産経新聞 6月28日(火)7時55分配信
県が発表した平成27年度の県内の児童虐待相談件数は2205件で、前年度を73件上回り、過去最多を更新した。ただ、死亡事案はなく、県では、関係機関や地域の見守り態勢の充実が虐待の早期発見・早期対応につながったとみている。
児童虐待の全体件数は児童虐待防止法が施行された12年度(444件)当時に比べ、約5倍に増えた。虐待の種類別では児童の目の前で暴力を振るったり暴言を発するなどの「心理的虐待」が1014件(全体の46・0%)で最多。「身体的虐待」の638件(同28・9%)、「ネグレクト」(育児放棄など)の526件(同23・9%)がこれに続いている。
被害児童の年代別では「小学生」が最多の836件。次いで「3歳未満」の479件が多かった。主な虐待者は「実母」が1278件(同58・0%)と圧倒的に多く、2位は「実父」の706件だった。児童相談所との連携が進んだ結果、「警察」からの相談が581件と急増し、「近隣・知人」からの通報の509件を上回っている。
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町の担当課によると
清水町に寄せられた児童虐待の相談件数(新規)は、8件。
内訳は、身体的5、性的2、心理的1、ネグレクト0、
年齢構成は、
0~3歳未満 0
3~6歳未満 0
小学生 5
中学生 3
なお、上記の件数は、町福祉課で相談・対応しているケースで
直接、児童相談所に相談しているものはカウントされていない。
昨年7月1日から3ケタの児童相談所全国共通ダイヤルとうのができた。
電話189(いちはやく)となっている。
虐待に限らず、出産や子育てに関する悩みなど相談できる。
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