選挙の応援(2)
翌日は、羽田から沖縄へ飛んだ。
東京の蒲田で泊り、朝、8時くらいに出発。
JR蒲田駅西口の商店街を歩いて、
橋上の蒲田駅を通過して京急蒲田駅へ向かった。
蒲田駅では、西口、東口、両方で候補者が街頭演説していた。
東口では、2~3人の候補者の選挙カーが並んでいた。
「駅の陣取り合戦も大変だなぁ」と
つぶやきながら、京急蒲田駅へ。
京急蒲田駅は、電車で通過するばっかで
乗り降りしたことはない。
京急蒲田駅は、JR蒲田駅から歩いて
15分くらいかかる。
土曜日の朝なので人通りの少ない商店街をてくてく歩いていると
部活の練習に行く中学生くらいの子たちが5~6人
同じ方向へ向かって歩いていた。
駅前のロータリーのようなものを見ることもなく
高架工事中の目に飛び込んできたのは、
ガムテープでできた案内板だった。
「お~修悦体の案内板だ!」と
久しぶりに見て感動。
駅舎に入って2階と3階に分かれているホームは、
羽田行きの電車が横浜方面からと品川方面からで
3階と2階で分かれている。
非常に分かりにくい。
乗った飛行機は、
JAL907便 東京(羽田) 9:55発 → 沖縄(那覇) 12:50着
たまたま飛行機右側の窓際となり、
天気も良く出発してから外の景色を楽しんだ。
富士山がだんだん近づいてきて
清水町上空にさしかかった。
眼下にいつもサッカーをしている総合運動公園がはっきり見えた。
サントムーンも柿田川公園も見える。
その後は睡眠、1時間半後に目が覚めて
外を見ると奄美大島が見えた。
天気も良くはっきり見えて、
これは沖縄も天気がよさそうだなと思ったら、
その直後から海は雲に覆われわからなくなった。
しばらくして下降し雲を抜け
沖縄本島が見えてきた。
右に旋回して南端を沿うように飛行機は北上する。
眼下にはちょうど2年半前に遺骨収集で訪れた
南部・島尻の摩文仁周辺が見えた。
十字砲火の艦砲射撃を受けた丘。
糸豊環境美化センター近くの海岸は、
ひめゆり学徒散華の跡の碑がある。
今なお、多くのご遺骨が眠っているだろう。
見ているだけで胸が締め付けられる。
写真は、2年半前に訪れた
ひめゆり学徒散華の跡の碑
(さらにつづく)
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