2024年04月26日

<トランプ氏>通訳抜きで麻生氏と会談し「日本のことは好きだ」…記念品に「金色の鍵」贈る

下記、読売新聞

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トランプ氏、通訳抜きで麻生氏と会談し「日本のことは好きだ」…記念品に「金色の鍵」贈る
4/25(木) 5:07配信 読売新聞

 【ニューヨーク=岡田遼介、金子靖志】自民党の麻生副総裁は23日夕(日本時間24日早朝)、米ニューヨークでトランプ前大統領と約1時間会談し、日米関係の「揺るがぬ重要性」を確認した。中国や北朝鮮の動きが懸案となっているアジア情勢や円安ドル高を含む経済問題についても協議し、意思疎通を続けることで一致した。

 麻生氏は、トランプ氏が11月の大統領選で勝利する可能性があることを踏まえ、岸田政権との関係を構築するために会談を調整し、トランプ氏が応じた。

 会談は、トランプ氏が拠点とするトランプタワーで、通訳を交えずに英語で行われた。麻生氏やトランプ氏陣営によると、麻生氏は、防衛費を大幅に増やす岸田政権の取り組みを伝えた。トランプ氏はこれを称賛し、「日本のことは好きだ。岸田首相によろしく伝えてくれ」と語った。両氏はインド太平洋の安定に日米同盟が果たす役割や中国と北朝鮮の動向、経済安全保障に関しても意見を交わした。

 麻生氏は会談後、読売新聞の取材に対し、円安ドル高の影響も議題になったと明らかにした。トランプ氏が「円安ドル高で日本への輸出が伸びず、製造業が打撃を受けている」と主張したのに対し、麻生氏は「日本企業は利益を上げているが、米企業のシェア(占有率)を奪ってはいない」と説明した。

 トランプ氏は会談の記念品として麻生氏に、ホワイトハウスが描かれた木箱に入った金色の鍵を贈った。

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各国要人の「トランプ詣で」加速、返り咲きに備え関係構築…心の内は期待感や警戒感など様々
4/25(木) 7:00配信 読売新聞

 【ワシントン=淵上隆悠】米国のドナルド・トランプ前大統領(77)が11月の大統領選の共和党候補指名を確実にして以降、外国の要人による「トランプ詣で」が加速している。要人らはトランプ氏の返り咲きに備えて関係構築を図る一方、トランプ氏は有権者に自らの存在感を誇示する機会に利用している。

 「トランプ・タワーに麻生元首相をお迎えできたことを大変光栄に思う」

 ニューヨークで23日、自民党の麻生副総裁と会談したトランプ氏はSNSに写真や動画を添えてこう投稿し、自身が世界から注目されているとアピール。トランプ氏の陣営幹部も会談に先立ち、「相次ぐ会談は、トランプ氏が大統領になれば、世界がより安全になると各国の指導者たちが認識していることを示している」と米メディアに豪語した。

 トランプ氏のもとには、麻生氏以外にも要人が相次いで訪れている。ハンガリーのビクトル・オルバン首相は、トランプ氏が共和党の指名獲得を確実にした2日後の3月8日、フロリダ州にあるトランプ氏の邸宅「マール・ア・ラーゴ」に駆けつけた。その後も英国のデビッド・キャメロン外相とポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領がトランプ氏と会談した。米紙ニューヨーク・タイムズによると、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子もトランプ氏と電話で会談した。

 ただ、要人らの心の内は、期待感や警戒感など様々だ。メディア統制など強権的な手法で知られるオルバン氏はトランプ氏との関係は良好だが、現職のバイデン米大統領との間にはすきま風が吹く。オルバン氏はトランプ氏との会談後、自身のX(旧ツイッター)に「大統領、また戻ってきて世界に平和をもたらしてほしい」と投稿した。一方、キャメロン氏はトランプ氏が掲げる「米国第一」を懸念する。会談ではトランプ氏が否定的なウクライナ支援の重要性などを訴えたとされる。

 要人の訪問を積極的に受け入れるトランプ氏は、首脳会談のように国旗が並ぶ部屋で、長机をはさんで訪問者と向かい合う写真を公表するなど「現職大統領」のように振る舞う。選挙運動や刑事事件の公判を抱えつつも、外国要人との会談を重ねて外交面での影響力を見せつけ、バイデン氏に対抗する考えとみられる。

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岸田首相が国賓待遇で訪米直後に
議員外交とはいえ、麻生自民党副総裁がトランプ氏に会うのはいかがなものかとの意見もあるが、
イギリスは、元首相のキャメロン外相がトランプ氏と会談している。

どの国もトランプ大統領返り咲きもシミュレーションしている。

日本は、8年前の大統領選直後に
オバマ大統領任期中に安倍首相がトランプタワーに乗り込んだ。

そうした安倍さんとトランプ氏の関係が、
今も生きている。


タグ :安倍晋三

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Posted by 清水町議会議員 松浦俊介 at 19:34 │外交・防衛

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