<駿東郡町議会議長会全議員研修会>「公共施設の有効活用と今後のあり方」

清水町議会議員 松浦俊介

2014年01月31日 17:02

今日は、小山町総合文化会館で駿東郡町議会議長会全議員研修会が行われる。

研修会に先立ち、
永年勤続功労表彰式が行われ、
小山町の梶議員、込山議員、湯山議員、鷹嶋議員
清水町の岩崎議員と私が表彰された。


研修会は、
PHP総研 地域経営研究センター 佐々木陽一氏による
「公共施設の有効活用と今後のあり方」~“もんだ族”、”なんだ族”からの脱却~
と題して行われた。

生産年齢人口と高齢者の比率は
清水町は、平成22年は、1:2.2だが、
平成52年には、1:1.1となる。

一人が一人のお年寄りを支えないといけない時代となり、
元気なお年寄りは地域でがんばってもらわなければいけない時代となる。

財政は、投資的経費の減額され、
扶助費の増額がとなっていく。

清水町の町民一人あたりの公共施設は、2.52平方m/人で
長泉町は2.60平方m/人、小山町は12.4平方m/人となっており、
3町で一番少ない。 

比率としては、どこも学校施設が多い。
これからは、必要性の高い公共施設までも良好な状態で保てなくなる恐れがある。


公共施設の「見える化」=「白書」が必要になっていく。

コスト情報、ストック情報の2つの視点が重要になる。

トータルコストと利用1件当たりのコストの比較していく。

施設白書→方針策定→計画策定→事業化→検証・改善


神奈川県秦野市は、市役所敷地内にコンビニを接している。
賃借料で庁舎の修繕費などをまかなっている。

公共施設への公益サービス機関の誘致と証票発行を行い、
健康福祉センターに郵便局を設置した。
住民票等公布業務が公務員以外で行えるのは郵便局員だけ。


武雄市
武雄市図書館(TSUTAYAとスターバックスが参入)

武雄市の取り組みは、文部科学省も評価している。


福井県坂井市
公民館の所管を教育委員会から市長部局へ
コミュニティセンター化を目指す。

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