<福岡県桂川町>高齢者福祉の取り組み

清水町議会議員 松浦俊介

2013年11月01日 21:58

昨日、筑前町の後、桂川町へ行った。

桂川町は、筑前町からクルマで30~40分ほどで福岡県の中央に位置し、
面積 20.07 km²、総人口13,650人である。

町には、日本の特別史跡の王塚古墳(おうづかこふん)があり、
5つの色彩で彩られた壁画が石室内ほぼ全面に施されていることで知られている。

戦前~昭和40年代までは、石炭産業で栄えた町だったが、
その後、衰退し、閉山に追い込まれる。

人口も最盛期は、22,000人いた。

昔はボタ山がたくさんあったが、
今は造成されてボタ山を見ることはない。

平成の大合併の流れの中、
平成15年ごろから周辺2市8町と合併協議が始まったが、
合併協議会の最終盤に離脱した。

他の市町は2つの市となった。

現在、町の基幹産業は、農業が中心で
財政的にも大変厳しいところである。

桂川町では、
(1)高齢者の社会参加の促進は、技術、経験を生かすためにも重要であるが、
 シルバー人材センター以外の方法で考えていることはあるか。

(2)見守りネットワークの取り組みについて

(3)要介護者や特定高齢者(二次予防事業対象者)の認定方法やその仕組みについて

(4)ボランティア団体による給食サービスの取り組みについて

(5)地域包括支援センターとの連携について

(6)健康づくり推進の具体的な内容について

(7)特定健診率と各種がん健診率の状況について

(8)介護予防事業としての具体的な内容について

以上の8点について研修を受けた。


印象的だったのは、
認知症サポーター養成講座で小学生を対象に行い、
好評だったので、中学生にも検討していること。

それと特定健診の受診率向上対策で
平成20年度から未受診者を訪問し、受診を勧奨している。

結果、
平成22年 37.6%、平成23年 40.9%、平成24年 44.4%と
数字を伸ばしている。

敬老祝い金は、
70歳 1万円、77歳 2万円、88歳 3万円、99歳 5万円、100歳以上 記念品
となっている。

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