<清水町>国保税の収納率が静岡県内最下位 担当職員不足など課題
下記、昨日の静岡新聞
***
清水町、国保税の収納率が静岡県内最下位 担当職員不足など課題
2024.12.07 静岡新聞
清水町は6日、2023年度の国民健康保険(国保)税の滞納繰り越し分と合わせた収納率が73・42%で、静岡県内35市町で最下位だと明らかにした。23年度単年の収納率は91・34%で、繰り越し分の多さが要因。町は徴収担当職員の配置数や、収納事務の複雑化に課題があるとの認識を示した。町議会11月定例会での松浦俊介氏(湧創フォーラム)の一般質問への答弁。
町によると、税務課の徴収担当職員は2人。23年度の国保税を含む町税滞納者数は1872人で、職員1人が対応する滞納者は県平均の倍以上となり、県内で1番多いという。加えて23年度から電子納付可能な税目が拡大して事務が複雑化し、滞納者の納付状況の管理が不十分だったという。24年度からは滞納者への対応状況が分かるリストを作成するなど、改善を図っている。
秋山治美副町長は「徴収担当職員の増員については、配置の工夫をしたい。県の税務職員の派遣制度を活用するなど、より効果的な税収や債権管理事務に努める」とした。
***
清水町は、昨年度の個人住民税も県内35市町中33位という残念な結果である。
財政状況も厳しいので、町税等、公金債権回収業務の強化と向上は、喫緊の課題である。
関連記事