<新幹線通学費>貸与を拡充 静岡市、定期代上限5万円に
下記、4日の静岡新聞
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新幹線通学費貸与を拡充 静岡市、定期代上限5万円に
9/4(水) 7:45配信 静岡新聞
静岡市は2025年度、市内から県外の大学などに通う若者を対象にした「新幹線通学費貸与事業」について、無利子貸与を通学定期券代(1カ月あたり)の2分の1、上限5万円に増やす。若者の市内定住と地元就職を促す制度で、市は成果が確認できたとして事業の拡充を図る。関連する条例の改正案を市議会9月定例会に提出する。
制度は16年4月に開始。貸与は定期券代の3分の1、上限3万円としていた。企画課によると、市外への大学進学者のうち市内企業に就職した人の割合は32%。これに対し、制度を利用して市内から通学し、卒業後も市内に住んだまま地元で就職した人は6割程度だった。市は市内定住や地元就職に効果があったと分析している。
制度開始から23年度末まで8年間の利用者は689人。年間80~100人程度の利用があり、女性が全体の約6割を占めるという。
制度は市内の自宅から県外に新幹線通学する30歳未満の大学生らが対象。卒業後に貸与期間の2倍の期間を市内に居住し、市民税の所得割を納め続けた場合、返済が免除される。
県内では長泉町が新幹線通学費の補助、清水町が貸与の事業を行っている。
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清水町では、1か月あたりの上限は2万円で貸与し、
卒業後、引き続き清水町に在住し、町民税の所得割を完納した場合には返還免除を受けることができる。
免除となる貸与額は、貸付期間の2倍の期間に、年賦の方法により返還した場合の1年分となる。
令和5年度の利用者数は、17人(東京・品川駅13人、新横浜駅3人、浜松駅1人)となっている。
〇清水町大学等新幹線通学支援
https://www.town.shimizu.shizuoka.jp/kikaku/kikaku00202.html
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