「第百九十六回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説」

清水町議会議員 松浦俊介

2018年01月23日 13:57

下記、昨日の安倍総理の所信表明演説の冒頭
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement2/20180122siseihousin.html

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一 はじめに

 百五十年前、明治という時代が始まったその瞬間を、山川健次郎は、政府軍と戦う白虎隊の一員として、迎えました。
 しかし、明治政府は、国の未来のために、彼の能力を活かし、活躍のチャンスを開きました。
 「国の力は、人に在り。」
 東京帝国大学の総長に登用された山川は、学生寮をつくるなど、貧しい家庭の若者たちに学問の道を開くことに力を入れました。女性の教育も重視し、日本人初の女性博士の誕生を後押ししました。
 身分、生まれ、貧富の差にかかわらず、チャンスが与えられる。明治という新しい時代が育てた数多(あまた)の人材が、技術優位の欧米諸国が迫る「国難」とも呼ぶべき危機の中で、我が国が急速に近代化を遂げる原動力となりました。
 今また、日本は、少子高齢化という「国難」とも呼ぶべき危機に直面しています。
 この壁も、必ずや乗り越えることができる。明治の先人たちに倣って、もう一度、あらゆる日本人にチャンスを創ることで、少子高齢化もきっと克服できる。今こそ、新たな国創りの時です。
 女性も男性も、お年寄りも若者も、障害や難病のある方も、全ての日本人がその可能性を存分に開花できる、新しい時代を、皆さん、共に、切り拓いていこうではありませんか。

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以前、会津若松へ行き、
日記で山川健次郎について書いた。
http://giin.i-ra.jp/e687589.html

山口県(長州)が地元の安倍総理が
会津出身の山川健次郎を取り上げるのは何か意味があるのかな。

明治政府は、有能な人材は敵味方関係なくチャンスを与え登用した。

そんなこととにこだわっていられるほど余裕がなかったのかもしれないし、
オール日本で取り組まなければ弱肉強食の国際社会では生き残っていけない時代だった。

安倍総理は、明治政府のようなオール日本の新たな国創りができるのか注目したい。

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