<富士フェニックス短大>補助金返還交渉へ
下記、1月31日の静岡新聞
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5市町の協議会解散 補助金返還交渉へ-富士フェニックス短大跡地利用
2012.01.31 静岡新聞 朝刊
2005年に事実上廃校した学校法人加藤学園の富士フェニックス短大(御殿場市水土野)の跡地利用を模索していた、加藤学園と地元2市3町(御殿場市、裾野市、小山町、長泉町、清水町)でつくる「施設利用検討協議会」の解散が30日、決まった。関係者への取材で分かった。今後、各自治体が支援した校舎建設補助金などの返還交渉に入り、同学園と校舎の所在地である御殿場市が跡地利用の協議を継続する。
同短大は1992年度に開学したが95年度には定員割れを起こし、04年度に学生募集を停止、05年には事実上廃校した。
教育機関として施設利用の継続を希望する学園側と補助金返還を求めていた5市町が07年1月に同協議会を設置し、高等教育機関の誘致などの検討を始めたが、難航。協議会設置時の覚書で定めた5年間の期限であった今年1月15日までに利用法は決定せず、覚書を延長しない事が決まった。
開学当時、御殿場市は10億5千万円、裾野市、小山町が各1億円、長泉、清水町が各1千万円を助成していて、協議会の解散を受け、今後は5市町が同調して補助金返還の協議を進めるという。
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富士フェニックス短大へは、清水町出身の卒業生が8人いたという。
清水町は1千万円の補助金を出していたが、
今後、全額というわけではないが
補助金の返還を求めていくという。
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