令和4年度決算@清水町

清水町議会議員 松浦俊介

2023年09月23日 23:01

令和4年度決算について下記掲載、括弧内は令和3年度(千円)、増減率

単位(円)※差引は円
○一般会計
 歳入 12,151,424,064(12,118,997)0.3%
 歳出 11,587,601,370(11,235,428)3.1%
 差引 563,822,694

○土地取得特別会計
 歳入 2,708,859(2,717)△0.3%
 歳出 2,708,859(2,717)△0.3%
 差引 0

○国民健康保険事業特別会計
 歳入 2,793,319,919(2,946,849)△5.2%
 歳出 2,773,174,863(2,391,055)△4.3%
 差引 20,145,056

○介護保険事業特別会計
 歳入 2,544,182,750(2,522,835)0.8%
 歳出 2,429,083,983(2,391,055)1.6%
 差引 115,098,767

○後期高齢者医療特別会計
 歳入 445,708,308(427,199)4.3%
 歳出 429,402,475(423,434)4.3%
 差引 16,305,833

○下水道事業会計(円)
 ・収益的収入および支出
  収入 970,351,516(968,745,393)
  支出 912,210,845(908,367,455)
 ・資本的収入
  収入 1,186,410,630(1,051,794,380)
  支出 1,336,975,516(1,176,823,399)
 ・総収益 908,564,594(915,827,015) △7,262,421 0.8%
 ・総費用 885,396,742(882,387,022) 3,009,740 0.3%
 ・純利益 23,167,852(33,440,013) △10,272,161 △30.7% 

令和4年度の決算で、特筆すべき点に財政調整基金をはじめとする基金残高を大きく増やしたことが挙げられ、これは一定の評価をしたい。とりわけ財政調整基金では、決算剰余金が生じ、550,000千円を積み立てることができたことに加え、財政調整基金からの過剰な繰入を抑制するため、町税等の増額補正を行うことで、当初予算における財政調整基金を取り崩さないで済んだことがその要因である。

歳入のうち、
自主財源が59.8(53.7)%、依存財源が40.2(46.3)%となっており、
自主財源は前年度比764,434千円、構成比増減6.1ポイントの増となっている。

自主財源では、繰越金が883,569千円となり、前年比525,547千円(146.8%)の大幅な増額となった。

歳入のうち町税が
5,819,419(5,664,438)千円、前年度154,981千円増額、2.7%。
歳入決算額の構成比は47.9(46.7)%で1.2%増。

町税の税目別収入
個人町民税現年度分 1,9555,332(1,928,370)千円 26,962千円 1.4%、
法人町民税現年度分 466,268(395,981)千円 70,287千円 17.8%、
固定資産税現年度分 2,657,740(2,583,353)千円 74,387千円 2.9%
軽自動車税現年度分 89,663(85,573)千円 4,090千円 4.8%
たばこ税現年度分 256,158(239,831)千円 16,327千円 6.8%
都市計画税現年度分 341,722(334,288)千円 7,434千円 2.2% 

町税は、すべての税目で増収となる。

不納欠損額は、12,052(8,090)千円 217
収入未済額は142,352(140,527)千円。

町税の収入率は現年課税分で99.16(99.18)%、
滞納繰越分で25.24(44.14)%で合計97.42(97.43)%

町では、令和3年4月からPayPayやLINE PayにようrQRコード決済を導入。

財政力指数(3か年平均) 0.933(0.951) 
実質収支比率 7.6(12.4)% 
経常収支比率 85.1(78.9)% 

財政力指数は高いほうがよい。
経常収支比率は低いほうがよい。

財政調整基金は、決算年度末現在高で1,088,883,917(535,521,879)円 103.3%。
公共施設等総合管理基金287,381,288(187,381,288)円 53.4%
町債は、決算年度末現在高で8,614,382,589(9,038,889,858)円。

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