<ひきこもり状態>把握2134人 静岡県、潜在的人数は不明
下記、7日の静岡新聞
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ひきこもり状態、把握2134人 静岡県、潜在的人数は不明
6/7(日) 7:36配信 静岡新聞
静岡県が6日までに公表したひきこもりに関する状況調査によると、県内で民生委員や児童委員が把握しているひきこもり状態の人は2134人だった。ただ、内閣府の調査から県内のひきこもり当事者が3万2千人に上るとの推計もあり、潜在的な人数は不明だ。
県と市町は昨年9月、県内のひきこもり支援の基礎データを得るため、初めて調査を行った。ほとんど社会参加をせずに半年以上、自宅にひきこもっている人や、時々は買い物で外出する人の数を民生委員らを通じて調べた。
このうち、分析可能な2082人では40代が574人と最も多く、50代が495人、30代が369人だった。ひきこもりの期間は「分からない」が635人と最多で、次いで「15年以上」が472人だった。「分からない」などとした人を除いては約半数が10年以上ひきこもっていて、高年齢化や長期化がうかがえる結果になった。ただ、県障害福祉課は「若年層の状態を民生委員らが把握しきれていない可能性もある」と指摘する。
ひきこもりに至った経過では「就職後の失業や退職」が326人、「本人の病気など」が276人、「不登校」が255人だった。「分からない」は868人だった。
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清水町で報告された人数は2人。
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