<佐藤悠基>前半高速レースで収穫 東京マラソン

清水町議会議員 松浦俊介

2019年03月06日 12:19

下記、4日の静岡新聞

*****

佐藤悠基、前半高速レースで収穫 東京マラソン
3/4(月) 13:28配信 静岡新聞

 東京マラソンは3日、東京都庁前から東京駅前のコースで行われ、男子は堀尾謙介(中大)が2時間10分21秒で日本人最高の5位だった。24歳のビルハヌ・レゲセ(エチオピア)が2時間4分48秒で初優勝。日本記録保持者の大迫傑は29キロ付近で棄権した。



 ■9月MGCへ手応え

 佐藤悠基(日清食品グループ、清水町出身)は全体16位の2時間15分7秒でゴール。納得する結果ではなかったが、前半は高速レースに対応した。既に出場権を獲得している9月の東京五輪代表選考会「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」に向け、手応えをつかんだ。

 2月の丸亀国際ハーフマラソンは転倒して途中棄権。左膝と右手首のけがが完治していない状況で臨んだ。「前半から強気に攻める」と決めていた佐藤は、1キロ3分を切るペースで先頭集団に食らい付き、25キロ地点では日本人トップに立った。「やりたいことはできた」と振り返った。

 これまでのマラソンでは、1キロ3分を切る展開に気持ちが引くこともあったという。だが、今大会は精神的に余裕を持ち、「速いペースで25キロまで進めたのは収穫」。佐久長聖高(長野)の後輩で日本記録保持者の大迫(ナイキ)を常に先行する積極的な走りで、32歳のベテランが意地を見せた。

 終盤は雨と寒さの影響で失速。「結果が出なかったのは課題」と反省する。だが、けがが完治すればMGCで東京五輪出場権獲得のチャンスがある。「大事なのはMGCで勝つこと。一歩ずつ進んでいきたい」。世界の舞台を見据え、レベルアップを誓った。

*****

日清食品グループ陸上部は、活動を大幅に縮小し、
9月に行われる20年東京五輪マラソン代表選考会(MGC)の出場権を持つ
佐藤悠基選手と村沢明伸選手だけになった。

難しい環境になったと思うけど、
是非、MGCではベストを尽くしてもらいたい。

関連記事