<三島市発達支援センター>成人期まで切れ目なく きょう業務開始
下記、伊豆新聞
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成人期まで切れ目なく 三島市発達支援センター、きょう業務開始
12/12(水) 13:06配信 伊豆新聞
■錦田こども園内 「早期発見と療育基本に」
三島市は12日から、谷田の錦田こども園内に新たに開設した「市発達支援センター」の業務をスタートする。専門家が発達に特徴や心配がある子どもがいる親だけでなく、将来的には社会人の若者や、青壮年といった幅広い世代の相談に対応することで、切れ目のない発達障害支援につなげる。
センターは保健師や臨床心理士、社会福祉士、教員OB、作業療法士、保育士ら15人体制で運営。1階平屋建ての既存施設(放課後児童クラブ棟など)を活用し、三つの相談室を設けた。
当面は、市内の幼・保育園に通う未就学児や、小中学生を中心とした学齢期の子どもを持つ保護者らを対象とする。
具体的には、日常生活や学習面で困難さを抱えた子どもと親に対し、専門家が学校と連携を取った上で支援の方向性を打ち出す。ゆくゆくは、社会生活や仕事面で支援が必要な成人期まで幅を広げる。
■相談は平日予約制
相談(面談)は予約制で、月曜から金曜日に利用できる。無料。市発達支援課は「基本は早期発見・早期療育。なるべく早い段階で、望ましい支援につなげたい」と意義を語る。
問い合わせは同課〈電055(975)1588〉へ。
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9月議会で町に発達支援センターの設置について質問したところ、
今後の課題としてとらえているとの答弁であった。
町では、独自に障害児保育事業として、各保育園に対し、
対象児1人当たり月額3万7千円の補助を行い、
特別支援カウンセラーを年間10回派遣しているほか、指導主事、
保健師、子ども・子育てコンシェルジュが連携して各園を訪問するなど、
特別支援の必要な子供に対する支援に取り組んでいる。
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