<台風10号>北海道にも被害 富良野で空知川の堤防決壊

清水町議会議員 松浦俊介

2016年09月01日 18:53

下記、毎日新聞

****************

<台風10号>北海道にも被害 富良野で空知川の堤防決壊
毎日新聞 8月31日(水)12時19分配信

 台風10号で北海道では31日も十勝地方や上川地方南部を中心に雨が降り続いた。道によると、堤防決壊による河川の氾濫や市街地への浸水が相次ぎ、屋根に取り残された住民もいた。橋の崩落などで通行中の乗用車が川に転落して行方不明者も出ている。

 道の午前10時現在の集計では、建物の半壊・一部損壊が24件、最大10市町村の2027世帯4422人に避難指示が出され、20市町村の1万5255世帯3万2500人に避難勧告が出された。

 道や南富良野町などによると、午前4時40分ごろ、同町幾寅地区の空知川の堤防が決壊し、町中心部に水が流れ込んだ。避難所となった町保健福祉センター1階部分が浸水して避難者約100人が上の階に逃げるなど、町内で計約350人が一時孤立。消防や自衛隊のヘリなどで救助活動を行った。

 同町総務課の職員は「屋根に取り残された人がいるが、水の流れが速く、救助は難航している」と話した。

 芽室町では町内を流れる芽室川が氾濫し、住宅街が深いところでは約60センチ水没した。付近の男性(62)は「まさかこんなことになるとは……」。午前2時ごろに消防車や町の広報車からスピーカーで避難の呼び掛けがあったが、激しい雨風の音でよく聞こえなかったという。

 清水町ではペケレベツ川が氾濫し、少なくとも民家3棟が流され、1棟が半壊した。

 橋の崩落などで通行中の乗用車が転落し、乗っていた人の行方が分からなくなる事故も相次いだ。

 道警によると午前1時40分ごろ、大樹町幸徳のヌビナイ川にかかる道道の橋が壊れ、通りかかったスポーツタイプ多目的車(SUV)が川に転落。音更町の会社員、鈴木洋平さん(28)の行方が分からなくなった。同乗の男性2人が軽いけが。

 同じころ、新得町のパンケシントク川にかかる橋から車が落ちたと110番があり、新得署員らがナンバープレートの外れた乗用車が水中に転落しているのを発見。男性1人が行方不明となっており、連絡が取れない近くの70代男性の車と特徴が似ていることから同署が確認している。

 清水町のペケレベツ川では午前2時ごろ、「男性が運転する車が橋から転落するのを見た」と通報があり、道警はこの男性1人の行方も捜索する。

 JR北海道によると、根室線は新得町と清水町の2カ所で鉄橋が流失。札幌と帯広、釧路を結ぶ特急などが運休している。【鈴木斉、一條優太】

*****************

当町は、北海道の清水町とは、以前、姉妹都市提携をしていて、
現在も災害応援協定を結んでいる。

今後、何らかの支援活動ができればと思うが、
担当課に確認したところ、
現在のところ、特に物的・人的支援の要請はないという。

関連記事