<全員協議会>「清水中学校における教員の不祥事について」

清水町議会議員 松浦俊介

2014年07月19日 17:00

今日は、全員協議会が開催され、
「清水中学校における教員の不祥事について」説明があった。

出席者は、町長、教育長、総務課長、こども育成課長、清水中学校長、こども育成課参事である。

教育長から今回の事件に関して
生徒の心の安全、ケアを前提に2つの見直しを行う。

○施設設備点検・校内巡視のあり方
○教職員の研修のあり方、人材育成を根本から見直す

とのことである。
その後、担当課長から事件の経過について
昨日のFAXの内容を改めて説明がある。

逮捕された教諭については、
特にこれまでトラブルというのはなかったとのことである。

今後の対応として
女子生徒全員を対象に女性教員が一人一人面談を行う。
今後さらに面談が必要な生徒にはこの3連休で家庭訪問をし個々に対応する。
町のスクールカウンセラーの時間を拡大し、必要に応じて清水中学校の訪問を増やし生徒の相談に応じる。

教育事務所にスクールカウンセラー緊急支援員の養成を行い、
7月21日~24日まで清水中学校に2名を配置していただき、
生徒の心のケアのために対応する。
事務所には必要に応じてされに日数を増やすなどの対応をお願いしていく。

議員から多くの質問がなされた。

○昨日の保護者説明会に教育長はじめ教育委員会委員が参加していない。
保護者から出た意見を担当課でまとめて後で報告したとしても生の声を聴いているのと聴いてないとでは違う。
○再発防止策の町民への周知は。
○カメラの中身について実際撮られていたのかどうか?過去にもあったかどうか確認できているか?
 →カメラは警察署に提出していて確認が取れていない。警察から情報もない。
○当町は、清水中学校はじめ道徳教育総合支援事業研究推進校に今年度取り組んでいるが、果たしてこのまま続けていくべきなのか。
○事件の原因背景は、本人に確認をしないと分からないこともあり、的外れの対策になる危険性もある。
○理科の教師は、5月にも辞めていて今回も理科の教師だった。理科の教師が足りない状況はどうするのか?
○議員への事件に関する連絡がなく、なぜ議会から働きかけてこのような機会を設けるに至ったか。
 (私もこの事件についてマスコミ報道後に知る)
○今のところ建造物侵入の疑いでの逮捕だが、今後、誰かがカメラに映っていた場合にその方が被害届を出すようなことにもなるかもしれない。捜査の進展のいきつくところの対策をしていく必要があると思うが。
など


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