<一般質問>図書館業務を柿田川作業所と連携しては

清水町議会議員 松浦俊介

2012年09月13日 13:08

下記、一般質問原稿掲載

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是非、柿田川作業所と積極的に連携をしまして、物品の調達をしていただければと思います。
さて、柿田川作業所では、今月から、職員一人と利用者3人ひと組みで下請け作業を行なっている木村鋳造所さんで仕事をしています。

作業所で仕事をするだけでなく、外へ出て仕事をすることも積極的に取り組もうとしています。
他市町をみますとリサイクル業務や公園清掃業務など行なっているところが多いようです。
さきほどの「国等による障害者就労施設等からの物品等の調達の推進等に関する法律」は、こうした業務発注も対象となります。

清水町では、2年前の平成22年6月には、県立中央特別支援学校高等部3年の女性が当町の図書館でインターンシップとして職場体験をされました。

また、こども交流館では、柿田川作業所の利用者の方が、アルバイトで働いています。
こうした実績から考えまして、清水町の図書館業務など町の仕事を担うことはできないか町の考えを伺います。

【答弁】総務課長
柿田川作業所に図書館業務など町の業務を委託することにつきましては、障害者の就労支援として、地域社会における共生の実現に向け、新たな障害保健福祉施策を講ずることが必要であると受け止めております。

また、(議員御指摘のとおり)過去に図書館においては、特別支援学校の学生を産業現場等における実習として受け入れてきた実績もありますので、図書館の休館日を利用して書架の整理を行うなど、障害者の就労支援のため、予算措置を踏まえ新たな業務を委託することは可能であると考えます。

いずれにいたしましても、柿田川作業所に町の業務を委託することにつきましては、その可能な業務内容を調査するなど、障害者の就労支援が一層図られるよう検討してまいりたいと考えております。

【まとめ】
業務発注は、是非、図書館業務や他の町の業務内容を調査していただき、作業所への業務発注の機会をつくっていただきたいと思います。

全国をみますと、平成19年開校の福井県坂井市立丸岡南中学校は、給食を社会福祉法人C・ネットふくいが担うという全国でも珍しい取り組みでスタートしました。受託したのは、知的障害者33名が勤務する就労継続A型事業所です。

学校給食業務まで障害者就労施設にお願いしている事例がありますので、是非、当町でもさまざまな可能性に挑戦していただきたいと思います。


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