<柿田川>再生計画を策定-沼津河川国道事務所

清水町議会議員 松浦俊介

2012年03月15日 17:02

下記、3月2日の静岡新聞

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柿田川流域5カ年で整備 再生計画を策定-沼津河川国道事務所
2012.03.02 静岡新聞 朝刊 

 国土交通省沼津河川国道事務所(前佛和秀所長)は1日、柿田川の保全、再生を推進する「自然再生計画」を策定した。2011~15年度の5カ年を計画期間とし、湧水量の維持や外来生物対策、河畔林の整備など、流域の課題に一体的に取り組む。12年度から具体的事業に着手する。

 同日開いた自然再生検討会の第4回会合で、有識者や地元保全団体の役員ら全委員の承認を得た。

 計画は▽水環境(湧水量、水質)▽生物環境(河畔林、植物、動物)▽物理環境(河道、斜面)▽人との関わり―の4分野で課題と目標を設定した。国交省、県、町、保護団体別の具体的な取り組み内容などを定めた。

 同事務所によると、繁殖が広がる外来植物「オオカワヂシャ」の除去や川底に埋まる排水路、堆積土砂の撤去などが主要事業。生態系、地形、水質などのモニタリング調査も重視するという。

 前佛所長は「計画を通じて、地域が主体となった保全活動が継続されていく態勢を整えることが重要」と話した。

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清水町では、地元の自然保護団体の皆さんと
これまでのアシや外来植物の除去を年5~6回やっていた。

清水町としては、今後は、土砂の除去も含め、
回数なり人手を増やして取り組んでいくことも予定しているという。

また、柿田川流域の町有地にある倒木の撤去や
ヒューム管とよばれる2号排水路から生活排水が流れているので、
水質検査などもしながら下水道整備を行い、
ヒューム管の撤去に向けて取り組んでいくという。

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