<メタボ>“東高西低” -食、労働条件
下記、8月31日の静岡新聞
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メタボは“東高西低” 「多い」富士、御殿場 「少ない」掛川、菊川-食、労働条件
が影響? 県が健診データまとめ
2011.08.31 静岡新聞
県は、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)などを予防する特定健診の2009年度県内健診データをまとめた。初集計した08年度分とほぼ同様、メタボ該当者、肥満者、高血圧症有病者、習慣的喫煙者のいずれも県東部の市町で多い傾向があった。
「予備群」を含めたメタボの該当者は、男性が4万4412人と約3人に1人、女性が2万427人と約7人に1人だった。メタボのほか高血圧症や糖尿病など、習慣的喫煙以外は年齢を重ねるほど該当者が増加した。
各市町の年齢構成の違いを調整した「標準化該当比」(市町国民健康保険加入者対象)で、メタボ該当者、肥満者、高血圧症有病者、習慣的喫煙者の数を4段階で算出。
男女ともに県平均を確実に上回る「有意に高い市町」は富士や御殿場、函南、南伊豆、西伊豆など県東部が大半だった。一方で、「有意に低い市町」は掛川、菊川、森など県西部に多かった。
県はメタボの“東高西低”の状況について「食事の取り方や労働サイクルなどさまざまな理由が影響していることは間違いないが、原因特定にはもう少し継続的な分析が必要」としている。
共済組合を除いて前回データと比べると、健診受診者は70~74歳を除く全年齢層で増加したが、受診率は30%弱と依然として低迷。男女ともに全年齢層で習慣的喫煙者が減り、逆に運動習慣のある人の割合は増えるなど、県民の健康意識の高まり傾向も見られた。
データ分析は市町国保、国保組合、共済組合に加入し、09年度に特定健診を受けた40~74歳の県民26万7599人が対象。分析結果は県総合健康センターのホームページ上で確認できる。
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下記、平成21年度 特定健診・特定保健指導に係る健診等データ報告書
http://www.sukoyaka.or.jp/sougou-center/kensin-sien/kenshinkekka2010/kenshin2011houkoku.html
清水町は、4段階中の3番目で「高いが有意ではない」
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